風邪がなかなか治らないmomorexです。
今回はいつもお世話になっておりますしろくろShowさん、alai Lamaさんが参加されておられるwashburn1975様主催「ホラー映画ベストテン」投票に参加させて頂くべく、マスク姿で記事を書いていこうと思います。
人を恐怖のどん底にたたき落とすことを主題とした映画作品であれば、カテゴリーがホラーに限らず、ということですので、幼少期から今まで観た作品をじっくりと思い出してみます。
---・・・・・ 頭が空っぽです
気を取り直して、さくさくといこう
Contents
この私を恐怖におののかせた映画作品BEST10
(2012.11現在)
第1位 死霊のはらわた(サム・ライミ監督/1981年)
第2位 女優霊(中田秀夫監督/1996年)
第3位 鬼畜(野村芳太郎監督/1978年)
第4位 東海道四谷怪談(中川信夫監督/1959年)
第5位 悪魔の首飾り(『世にも怪奇な物語』より フェデリコ・フェリーニ監督/1967年)
第6位 サスペリア(ダリオ・アルジェント監督/1977年)
第7位 箪笥(キム・ジウン監督/2003年)
第8位 ソウ(ジェームズ・ワン監督/2004年)
第9位 リング(中田秀夫監督/1998年)
第10位 人喰い人魚伝説(セバスチャン・グティエレス監督/2000/TV Movie)
笑う女が怖い
笑う女が怖い 『死霊のはらわた』『女優霊』は、初めて観たその時から、不動の地位を保っている。共通するのは「笑う女」。あの神経質で人を逆なでするような、ヒステリックさが耐えられません!『死霊のはらわた』は、ちょっとコミカルな部分もあるが、全編を覆う落ち着きの無い狂気が、『女優霊』は、その日本的な怖さと子供時代の「屋根裏部屋」に感じた得体の知れないモノへの恐怖感がうまく出ていて、つい後ろを確認してしまう、そんな怖さ。音楽もよかった。
1位と2位の作品は、今観ても充分怖がることが出来る、自分にとって特別な愛する映画たちだ。
※「か・ん・と・く~」の物まねは特技の一つ。
『死霊のはらわた』(1981) - The Evil Dead - ★100レビュー記念作品
『死霊のはらわた』がB級ホラーとは知りませんでしたが、本作は1981年にサム・ライミ監督が長編映画デビュー作として、世にバンっとたたき出したホラー快作だ。
BEST2ホラーの恐怖『女優霊 』(1996)
とうとうこのブログに『女優霊』が。当時、WOWOW放送で観て、あまりの恐怖に(もう2回ほどだけ観て)今まで封印していたというmomorexさん超おすすめの和製ホラー。夜は…
人間が怖い
人間が怖い ホラーではないが3位にあげたのが、松本清張原作1978年公開の『鬼畜』。後味の悪い映画作品は数多くあるが、これは日本の映画だからなのか、初めて観たときはその非人間的な登場人物の所行に絶句したものだった。
簡単なあらすじは、「愛人(小川真由美)との間に出来た3人の子供を押しつけられた男(緒形拳)。本妻は印刷屋を切り盛りする鬼嫁(岩下志麻)で、よその女が産んだ子供なぞ顔も見たくないと言わんばかりに子供達を虐待。ついには処分してこいと夫に迫る」というもの。
ずいぶん前に1回観たきりのこの作品。数年前に録画したものを持っているが、再見する勇気がなかなかわかない..。公開当時のキャッチコピーは
・弟はきっと星になったんだ
・妹はきっとお金持ちにひろわれたんだ
・父ちゃんはきっとぼくを殺せないよ
だそうです。
この映画が公開されて30年以上経った今では、これを凌ぐ事件がニュースで度々流れますね..。
4位の『東海道四谷怪談』は子供の時に観てトイレに行けなくなった思い出の作品。もう基本中の基本の幽霊話だけど、大人になって考えてみると、これも「人間が怖い」シリーズだなー。
最近では2004年に京極夏彦原作のものが映画化(『嗤う伊右衛門』)。また観たいなーと思っていたら、今年の夏CSでやっていたので録画済み。なのにまだ観てない。案外、トラウマに弱い自分..。
7位『箪笥』、8位『ソウ』はストーリーが好きなホラー映画。最初から最後まで登場人物に見入ってしまう。結末は一体どうなるのかというサスペンス性もあって、特に『ソウ』の救いの無さには、映画が終わってしばらく口を開けたままだったものだ。ジェームズ・ワン監督の『インシディアス』は今回惜しくも圏外だが、一応11位としておこう。
『箪笥』〈たんす〉(2003) - A Tale of Two Sisters –
父親と継母、そして2人の姉妹。不協和音を奏でる屋敷の中で、4人が紡ぎ出したものとはー ■ 箪笥〈たんす〉 ■ 2003年/韓国/115分監督:キム・ジウン出演:イム・スジョン…
色彩が怖い
色彩が怖い アルジェント監督の赤、青。主演女優のどこか不安と狂気を感じさせる顔(『シャイニング』の奥さんみたいな)。そして先端恐怖症でなくとものけぞる「痛い」表現。これぞホラーだっと言える『サスペリア』。
1970年代はホラー元年ともいえる良作が次々と公開された。
・エクソシスト(1974)
・悪魔のいけにえ(1974)
・ジョーズ(1975)
・オーメン(1976)
・ハロウィン(1979)
・エイリアン(1979)
・13日の金曜日(1980)
どの作品も好きで甲乙つけがたいが、『サスペリア』を選んだのは、独特の色彩感かなー。
(『オーメン』の首ごろりも捨てがたいけど..。)
このブログの70年代ホラー
そのワンシーンが怖い
そのワンシーンが怖い 作品全体が異様だとか、ストーリーが怖いとかじゃなくて、とにかくそのワンシーンがイヤだ、もう観たくないと思わせるものがいくつかランクイン。
では、ご覧いただこう-
小さくしたのに、丸見えだー
左から『悪魔の首飾り』『リング』『人喰い人魚伝説』と11位の『インシディアス』。
これらのシーンの(私への)破壊力はすさまじい。また記事に載せてしまったとは..。(せっせと新記事書いて次のページに追いやらなくては)
これらが怖いこの感覚はとうてい説明できるものではないが、もし「わかる、ワカルヨー」と共感して下さる方がおられましたら、是非お知らせ下さい。一緒に自己の内面を掘り下げましょう。
ふーっ。自分の怖い映画を選び、まとめて記事にするというのは、結構自分との戦いでありました。それではwashburn1975様、集計よろしくお願いいたします。
ではまた
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コメント
コメント一覧 (6件)
コメントありがとうございます。
しろくろShowさん、晴雨堂ミカエルさんお勧めの「吸血鬼ゴケミドロ」
http://www.youtube.com/watch?v=sRI3DiijnBo
早速、予告編を確認。
確かに!「怪奇大作戦」な感じですね。
「怪奇大作戦」もトイレに行けなくなった作品なので、子供の頃「吸血鬼ゴケミドロ」を観ていたら、
間違いなく怖かっただろーと思います。
晴雨堂ミカエルさんは、夜中のトイレ大丈夫でしたか?
>ダリオ・アルジェント監督は女性を美しく淫靡に撮る
「美しく撮って、徹底的に痛めつける」こんな感想です。
ダリオ・アルジェント監督は女性を美しく淫靡に撮るのが美味いですね。
ホラーは美しい女性がいないと映えません。
邦画では、しろくろ氏にも申し上げましたが、バットエンドの「ゴケミドロ」。いま観たらギャグ満載ですが、やはり高英夫はいま見ても怖いです。
あと映画ではありませんが、円谷プロの「怪奇大作戦」がホラーでしたね。
いずれも保育園時代から小学校低学年時代に観た作品です。
わざわざご連絡ありがとうございました。
早速、コメントに書かせて頂きました。
よろしくお願いいたします。
ご参加ありがとうございます。
ですが、なぜかトラックバックが届いてないので(fc2とはてなは相性が悪いらしい)お手数ですが、うちのコメント欄にこちらのURLを貼っていただけますか。
お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
早々にコメントありがとうございます。
10本選ぶのは結構大変でした。
しろくろShowさんは「シャイニング」の双子と「ゴースト・ストーリー」の水没するお姉ちゃんなんですねー。
で、1位が「シャイニング」と。フムフム
「ゴースト・ストーリー」というのはF.アステアの映画ですか?
まだ観たことなかったです。今度借りてみよう。
>美しい「東海道四谷怪談」
久しぶりに観てみようか..。でも夜は避けて昼間にします。
>体の具合
ありがとうございます。ひつこい風邪ですが今日のベスト10作業で元気が出てきました。
こんばんは、お体の具合は大丈夫でしようか??(^_^;)
「東海道四谷怪談」は僕もたぶん同じチャンネルのヤツ録画して見たと思いますが、怖いけれども美しさのある映画だなと思ってしまいました(ラストシーンの岩の姿は一転して菩薩にも見えたほど)
しかしこちらの10本もすべて納得いくラインナップだなあ。
やっぱり10本だけ選ぼうとするとアレもこれも抜けてしまうと言うことなのでしょうね(そうそう、「鬼畜」は確かに生々しくてイヤな怖さ全開でした・・・(ーー;))
ちなみに「ワンシーンが怖い」で言うと自分の場合は「シャイニング」の双子と「ゴースト・ストーリー」の水没するお姉ちゃんになってしまいます。うー、いろいろ書いてると夢に出てきそう・・・(ノД`)