じっくり考える系作品
-
繰り返される歴史『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)
20世紀初頭のアメリカ先住民と白人のお話ってどんなのだろう?と興味津々で観始めた本作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、想像していたよりも物質的にも精神... -
森の中『シークレット・チルドレン 禁じられた力』(2015)
あらすじを読んで以前観た『籠の中の乙女』にSF『クロニクル』を織り交ぜた感じかな~と思って観始めたけれど、ちょっと違ってた。アーミッシュの世界を描いたハリソン... -
A24『グリーン・ナイト』 (2021)~首切りファンタジーを観た
またまた公開を楽しみにしていたA24『グリーン・ナイト』。A24初のファンタジー作品という触れ込みだけど、いやいや違うんでしょ?怖いんでしょ?って勘ぐっていたのは... -
Netflix アン・ブーリン「血と愛と王位」 (TV/2022)
コスチューム物が割と好きな管理人が次に見つけたのがNetflixオリジナル「血と愛と王位」。中身は?と見てみると主人公はロンドン塔に幽霊となって出没していると噂のア... -
彼らの世界は別にある『LAMB/ラム』 (2021)
お気に入りの製作・配給会社A24で本作についての告知を初めて見た時から、公開をとっても楽しみにしていた映画『LAMB/ラム』。久しぶりに劇場で鑑賞して感じたのはA24... -
語り継がれるべき魂『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)
「語り継がれるべき魂」第2弾。でもこちらは前回の『ブルース・ブラザース』とは全く違っていて、一度観た後はしばらく鑑賞することが出来なくなる作品だ。理由は、あま... -
語り継がれるべき魂『ブルース・ブラザース』(1980)
とうとうこのブログに彼らがやって来た!(きっと)元祖お笑い黒服、黒帽、サングラスの憎めない兄弟ブルース・ブラザース。初めて観た時に最後まで素顔をさらさない弟... -
映画『さがす』(2022)
だらしない大阪の親父の話ではない。しっかり者の娘が探し回るだけの話でもない。最後まで観て、はっきり言って驚いた。親子も周囲の人間もまるで隣町にいるかのようだ... -
『ほんとうのピノッキオ』(2019) -Pinocchio-
すごく楽しみにしていた『ほんとうのピノッキオ』。皆が知っているピノキオとは違うもっとダークで大人向けファンタジー映画作品かと思っていたけれど、違ってた('A`)ま... -
『ドライブ・マイ・カー』(2021)
日常の嫌なことや、部屋の隅に追い詰められてしまったような閉塞感にスッと小さな穴を開けてくれる作品。追い込まれる毎日に感情的になり、自分の気持ちに振り回される... -
Netflix『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)
色々な作品で大活躍のベネディクト・カンバーバッチ主演、意地悪な荒くれカウボーイのお話くらいにしか知らなくて観始めた。が、そこに広がっていたのは繊細な感受性と... -
至福『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)
『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』はクリスの語りで進められていきます。たっぷりとトニーへの恨みを合間合間に挟みながらね(‘ω’) 亡くなってもまだ、うんちくと屁理屈が好きなの、クリスは。