犯罪が絡んだ作品
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繰り返される歴史『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)
20世紀初頭のアメリカ先住民と白人のお話ってどんなのだろう?と興味津々で観始めた本作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、想像していたよりも物質的にも精神... -
Netflix「コペンハーゲン・カウボーイ」を観た (ドラマ/2023)
こんなところにレフン監督作品がっ。カウボーイもどきの愉快な男がデンマークはコペンハーゲンで大暴れ?みたいなお話かと思いきや、全く違います。これはレフン作品。... -
語り継がれるべき魂『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)
「語り継がれるべき魂」第2弾。でもこちらは前回の『ブルース・ブラザース』とは全く違っていて、一度観た後はしばらく鑑賞することが出来なくなる作品だ。理由は、あま... -
内なる罪『ロスト・ボディ ~消失~』(2020)
誰も気が付かず、何も言われないとしても自分は騙せない。成功した男が出会った女性の目的はいったい何なのか?昨日の『ナイトメア・アリー』に引き続きまたもやサイコ... -
楽しみにしていた『ラストナイト・イン・ソーホー 』(2021)
映画館に観に行きたかったけど諸事情で行けなくてレンタルが始まるのを心待ちにしていた本作『ラストナイト・イン・ソーホー 』。想像していたのとはちょっと違っていた... -
至福『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021)
『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』はクリスの語りで進められていきます。たっぷりとトニーへの恨みを合間合間に挟みながらね(‘ω’) 亡くなってもまだ、うんちくと屁理屈が好きなの、クリスは。 -
『ジェントルメン』(2020) ~「スナッチ」よ、ふたたび
イギリス風の軽快なテンポと小気味の良さ、大勢の多彩な役者たち。それら雑多なモノたちを一つの出来事を中心にまとめあげ見せるガイ・リッチーが帰ってきました、この... -
『アメリカン・サイコ』(2000) - American Psycho
公開当時、原作を読んでからDVDで観た記憶が。米映画史上、数あるサイコキラー作品の中でも(私の中で)一二を争う気持ち悪い連続殺人鬼がこのパトリック・ベイトマン。... -
『ジョーカー』 (2019) - Joker
市民たちは皆、ジョーカーを祭り上げる。認める者ができてジョーカーはここで決定的にジョーカーとなった。もうピエロではない。周りの者が皆、自分を真似るのだ。その滑稽なことに笑いが止まらない。 -
『ライアー・ハウス』(2012) - Breathless
ジーナ・ガーション好きもあって楽しみにしていた「未体験ゾーンの映画たち」作品。彼女が主役なら絶対、悪女に違いないさ、って予想していたけれど、期待を裏切らない... -
『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2014) - Child 44
資本主義ではない国の、表に出ない事の恐ろしさに改めて恐怖する。それは50人以上の罪も無い人々を次々と殺したチカチーロという悪魔なのか、それとも、もっとずっと大... -
『 ナイトクローラー』(2014) - Nightcrawler
この映画の怖いところは、ついこないだまでただのこそ泥だった男がパパラッチ業に目覚め、開眼し、業界で上り詰めていくところ。故にこれは誰でもこっそり持っている“週...