映画、海外ドラマのレビュー
-
『地獄の花園』(2021) ~ 過激なOLが通りますわよ
舞台を中学、高校から一般企業に場所を変えて、OLたちが日々、派閥争いに明け暮れる様子を生々しく描写。しかし争いは一企業内に収まらず、やがては他の会社に所属するO... -
『ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染』(2020)
ゾンビだらけの大暴れホテルでロックダウン!的なお話かとおもいきや、全く違ってた…(-.-)(また)。謎のウイルス感染のニュースが流れる中、そんなのまだまだ他人事な... -
『ジェントルメン』(2020) ~「スナッチ」よ、ふたたび
イギリス風の軽快なテンポと小気味の良さ、大勢の多彩な役者たち。それら雑多なモノたちを一つの出来事を中心にまとめあげ見せるガイ・リッチーが帰ってきました、この... -
『BUG/バグ』(2006) ~心の隙間を埋める虫
何度観てもぶっ飛んでるとしか思えない昆虫寄生ホラー映画『BUG/バグ』。監督が『エクソシスト』のウィリアム・フリードキンと知って二度ビックリ。でもよく考えると心... -
『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021) ~忘却の彼方へ
久しぶりに劇場に足を運ぶために選んだ作品は『DUNE/デューン 砂の惑星』。雄大な砂漠の星で常に続いていく生き残るための戦いが壮大に描かれる。人が造った船や飛行機... -
『ゾッキ』(2020) ~寄せ集め。けれど重さは一緒
海辺の小さな町のごく普通の人たち。彼らの小さな物語たちを寄せ集め、垣間見せてくれたのは竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人の監督。聞き慣れないタイトル「ゾッキ」の... -
『セイント・モード/狂信』(2019)〜聖女を目指した彼女の場合
またもやA24配給作品。ある事故がきっかけでカトリックの狂信的な信者となった娘の事の顛末を描く。タイトルの『セイント・モード』のMaud(Matildaの愛称)には語源と... -
『ブラックホーク・ダウン』(2001) ~誰のために戦うのか
1993年にソマリアで起きた「モガディシュの戦闘」を映画化した『ブラックホーク・ダウン』。墜落したヘリ「ブラックホーク」により遂行が困難になったある作戦。それに... -
Oats Studios volume1(2017) ~SF短編集
『第9地区』の監督ニール・ブロムカンプが所属するオーツスタジオ制作の10話からなる短編集シーズン1。世紀末のような世界で生きようともがき戦う者たち、物質社会の滑... -
『処刑!血のしたたり』(1989) ~ライミのスーパーマーケット
赤字続きの大型スーパーマーケットを舞台に、店員のサム・ライミ兄弟やチャーリー・シーンの妹が謎の殺人鬼に次々とえらい目にあっていくスプラッターホラー『処刑!血... -
『ファニーゲーム』(1997) - Funny Games
観た人のほとんどが「最悪」で「後味が悪い」と叫ぶであろう有名な不条理作品『ファニーゲーム』。カンヌ映画祭出品時には退席者が出たほどの理解しがたい残酷さが特徴... -
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)
2017年の『ジャスティス・リーグ』のディレクターズ・カット版で、元の監督ザック・スナイダーが関わったカットのみが使われており、追加撮影もされている。アスペクト...