『死霊のはらわた』(1981) - The Evil Dead - ★100レビュー記念作品

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■死霊のはらわた - The Evil Dead -■
1981年/アメリカ/91分
監督:サム・ライミ
脚本:サム・ライミ
製作:ロバート・タパート
製作総指揮:ロバート・タパート、サム・ライミ、ブルース・キャンベル
撮影:ティム・ファイロ
音楽:ジョセフ・ロデュカ
 
出演:
ブルース・キャンベル(アッシュ)
エレン・サンドワイズ(シェリル)
ベッツィ・ベイカー(リンダ)
ハル・デルリッチ(スコット)
サラ・ヨーク(シェリー)

解説:
体裁はアマチュア映画なのだが、くどいまでの残酷描写、パワフルなショック演出とカメラワークによって世界中でたちまち話題となったB級ホラーの快作。低予算を巧みにカバーした特撮も印象的。日本ではこの作品によって“スプラッター”の言葉が定着した。
 (allcinema)
 
あらすじ:
The Evil Dead_03休暇を過ごそうとテネシー州にある森の小屋にやってきた5人の男女。その夜、地下室で妙な本とテープレコーダーを偶然見つけた彼らは、そのテープレコーダーを再生させてみることに。
その内容は、以前ここに住んでいた学者の研究を記したものであったが、聞いていくうちにその内容は「悪霊」に関するものになり、ついには悪霊を呼び寄せる呪文がささやかれ始める-


先日参加させて頂いた「ホラー映画ベストテン」の応募作品が集計され、結果が発表されました。
 「男の魂に火をつけろ!」ホラー映画ベストテン・結果発表(washburn1975様、集計ご苦労様でした)
 
自分は1位に選び、上↑集計の結果、堂々の9位に入った本作『死霊のはらわた』がB級ホラーとは知りませんでしたが、本作は1980年代初頭にサム・ライミ監督が長編映画デビュー作として、世にバンっとたたき出したホラー快作だ。
The Evil Dead_02悪魔のいけにえ(1974)』『13日の金曜日(1980)』では餌食になる若者、『エクソシスト(1974)』『オーメン(1976)』では理不尽な悪魔がすでに登場済みだが、それらを融合させ、真っ赤な血がブシューっと吹き出る“スプラッター”描写でこってり味付けしたのは本作が初めてとなる(らしい)。
加えて本作は、主演ブルース・キャンベルの、ジム・キャリーをくどくして怖くしたような顔芸と他の出演者の何か一つ足りない感、そして全編を覆うどこか線が切れているような人をいらだたせる狂気な空気が一体となって襲ってくる、他に類を見ないホラー作品となっている(褒めてます)。
 
The Evil Dead_01切り落とされる腕などは今となっては作り物丸出しではあるが、それはそれで1980年代を堪能できる。しかし悪霊に憑依された女性の表現は秀逸で、何故に自分がホラー1位に選んだかといえば、この悪霊女性のなんとも人を苛々させるヒステリックで横柄な悪霊具合が、見るたびに、とてもイヤな気分にさせられるからだ。
 

まー、一言で言えば、逃げ出したくなるんです。

 
Wiki:死霊のはらわたでは低予算で作られたとなっているが、それでも製作費$350,000(当時)。そして興行収入が$2,400,000ということなので大当たり作品となったと言え、続編『死霊のはらわたII』、『キャプテン・スーパーマーケット』(『死霊のはらわたIII』)が作られることになった、と。3作目はCSなんかでやったのを観たことがあるけれど、2作目は全然やりませんねー。
2作目は正確に言うと続編ではなく、同監督によるリメイクともいえる内容になっているらしい。あらすじを見ると「アッシュと恋人リンダが森の小屋へ-」となっていたので調べたらそういうことだった。
3作目はもはやジャンルがSFともいえるものになっているので、詳細はここでは割愛。
 
 
リメイクと言えば、本作1作目の正当なるリメイク『死霊のはらわた』(Evil Dead)が2013年4月アメリカ公開予定だ。サム・ライミは脚本、製作者として関わっており、ブルース・キャンベルも名を連ねる(この1981年作にもだが)。
2013年版はアッシュに該当する役が女性になるとのこと。この系統の若者餌食系で生き残るのがたいてい女性が多いのはどうしてなのだろうか..?

 
小綺麗な今時ホラーになってしまったか?貞子みたいなのもチラっと見えたような気もするし..。
映画館に行く勇気が持てるだろうか。今思えば正当ホラーを映画館で観たことなかった。


 
ということで、今回はあまりにも有名な作品なので、いつものスタイルである詳し目あらすじはあえて省きました(書きたくてうずうずしたけども。あらすじ無かったら短いね、は言わないでくださいまし)。
そして実はこの記事でブログ開設100作品目のレビューとなります
どの映画にしようなかーーっと数日あれこれ考えていたのでありますが、ホラー映画ベストテン発表もあったし、1位に選んでいたのもあったし、懐かしいのもあったしで、本作を選んでみました。
やっぱり自分で1位に選ぶだけあって、久しぶりに観てもイライラと、どこか不安でいやな気分にさせられた最高な作品でした。
 
飽き性の私がいつまで続く事やら..と思いながら始めたこのブログですが、映画は長い間の趣味であるというのと、いつもコメントなどでお世話になっている、このブログを始めたことで知り合えた方々の存在、拙いブログに検索などで見に来て下さる方々のお陰で約1年、100レビューまで続けることが出来ました。
今年2012年はそういった意味でも、充実した1年を送ることが出来たと思っています。
ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。