『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(2013) - This Is the End –

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ハリウッドスターの真実を暴く!的なコメディかと思いきや、始まって10分でそれだけには留まらない、ハチャメチャなすごい展開が。びっくりして目が覚めた それも簡単に正体を明かさないこれは、最初はアレ系で見せるというひねりもあり。それにしても使えない、ハリウッドスター…がっかりだよ、フランコ…

■ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 - This Is the End -■

This Is the End

2013年/アメリカ/107分
監督:セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ
原案・脚本:セス・ローゲン 他
製作:セス・ローゲン 他
製作総指揮:ネイサン・カヘイン 他
撮影:ブランドン・トゥロスト
音楽:ヘンリー・ジャックマン

出演:
ジェームズ・フランコ
ジョナ・ヒル
セス・ローゲン
ジェイ・バルシェル
クレイグ・ロビンソン
ダニー・マクブライド
マイケル・セラ
エマ・ワトソン
リアーナ
チャニング・テイタム

解説:
「スモーキング・ハイ」「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のセス・ローゲンが、ハリウッド・スターになったボンクラ男たちの世界の終わりの過ごし方を描いた痛快SFサバイバル・コメディ。
(allcinema)

あらすじ:

This Is the End

ジェームズ・フランコの新築披露パーティにやって来た人気俳優セス・ローゲンと友人ジェイ・バルシェル。リアーナやエマ・ワトソンなどそうそうたるセレブ達が大勢集まりバカ騒ぎが繰り広げられていたが、突然、大地震のような揺れと共に地面が陥没、辺りで火災が発生する。世紀末のような光景の中、生き残ったセスら5人がフランコ屋敷に立てこもり生き残るための対策会議を開くが ―


出てる中では“一番売れっ子”設定ジェームズ・フランコが、自ら設計にも関わって建築した超豪華フランコ邸でお披露目パーティが。
そこに遅れて到着したのは“誰もが友人と認める”俳優セス・ローゲン。お供はハリウッドには住んでいない“少し落ち目”ジェイ・バルシェル。参加者は“皆がその良識ある人格を信頼している”ジョナ・ヒル、“チョイ悪”クレイグ・ロビンソン、“悪童”ダニー・マクブライド、リアーナ、マイケル・セラ、エマ・ワトソンなどなどハリウッド界隈の超セレブ。

酒だ、葉っぱだ、パンティ脱げの歌だ、と大いに盛り上がっていたセレブ達だったが、この場にちょっと置いてけぼり感を感じていたジェイがセスを誘って近くのコンビニへ。すると突然、轟音と共に地面が揺れ、建物の天井を破って天から青い光が何本も差し込み、人々を吸い上げ始めた。

あー、これはどう見てもアレだ、『宇宙戦争

This Is the End

機能不全に陥ったロスの街はあちこちが業火で焼かれ、あっという間に地獄絵図が完成。
フランコの家の前に開いた大穴の底にはまるで『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきたようなマグマが赤々と燃えたぎり、さっきまで浮かれ騒いでいたセレブ達はその穴にどんどん飲み込まれていく。哀れ、セレブよ・・・

火の海の中で唯一延焼を免れたフランコ邸。ここに飛び込み助かったのは、ジェームズ、ジョナ、セス、ジェイ、クレイグ、ダニーの6人だけだった(リアーナも穴に落ちてった..)。
ネットもスマホも繋がらず、テレビもすぐに切れてしまった。情報入手の方法が無い中、セレブの彼らは案外、冷静で、まずは家にある食べ物、飲み物を集めて仲良く分けることに(だが1本のチョコバーで喧嘩が起きる)。

これからどうするか・・
まずは外からの侵入を遮るために、あの映画『サイン』を参考に板を打ち付ける。 ――だが、板が無い。それに大工作業も下手すぎるハリウッドスター・・
せっかく分けた水をダニーが台無しにしたから、仕方なくくじ引きで決めた一人が家の外にある物置へ調達に。この頃には、外に得体の知れないモンスターが闊歩していることが分かっている。だから方法はもちろん、アレ『ミスト』のように身体にロープを巻いて。

This Is the End

彼らは大工作業は下手だけど、さすがハリウッドスター。この事態の対策は全てが自然に何らかの映画の中から取ってくる。けれど彼らはただのハリウッドスター。監督や小道具さんがいなくては全てがうまく回らない。演技をするのは上手でも、実生活に役立つ作業は下手くそなのであった・・・
それでも案外、彼らは良識があった。抜け駆けしたり、言い争いになったりはしなかった・・・はずだった。ジェイが聖書からの引用で「この世の終わり」を言い出し始め、仲間内に不穏な空気が漂いだした。
そうこうするうち、事態はまた大きく悪い方に展開する。ヒントは『エクソシスト』だ。

アタック・ザ・ブロック』みたいに、街への強い愛も、飛び抜けたリーダーシップも、命の危険を顧みず他者を救うヒーロー性も無い彼ら。それでも助かる道に気付いたが、うまくいくかなー、、?
最後にもう一展開ありますよ。

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