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『えじき』(2004) - Dead Birds –
頭を空っぽにしたくてホラーばかり観ているmomorexです。今回は前から気になっていた『えじき』。だってDVDジャケットがいかにも怖そうじゃないですか。子供系でゴシッ... -
『ディヴァイド』(2011) - The Divide –
核攻撃が起きた直後にアパート地下室に飛び込んだ9人の男女。同様のシチュエーションをベースにしたスリラー作品は多いが、今作ではいったいどうなるのか?結局、似たり... -
『キラー・スナイパー』(2011) - Killer Joe –
出てくる人、出てくる人、みんな人でなし。凡人の想像のとことん斜め上をいく救いの無さは、後味が悪くもあり爽快でもある。これは自分の人間性が試される作品だ。 ■キ... -
『グレイヴ・エンカウンターズ』(2011) - Grave Encounters –
カナダから届いたモキュメンタリー・ホラー作品。最近流行の似たり寄ったりホラーかなー、と思いながらも舞台が「精神科病院の廃墟」と知って、ちょっとワクワクしなが... -
マスターズ・オブ・ホラー#2 「魔女の棲む館」
「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズ2作目でオカルトホラーの中でも魔女もの作品。原作はSF的なホラー小説が得意なハワード・フィリップス・ラヴクラフト。『死霊のはらわた』にも出演した「ネクロノミコ -
マスターズ・オブ・ホラー#1 「ムーンフェイス」
13人のホラー映画の巨匠が“最恐の称号”を賭けて競作した「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズ。WOWOWで放送が始まった時にはワクワクしてテレビの前に座っていたことを思い出す..。前回観た時から適度に時間がたって、うまい具合に記憶があやふやになっているので、もういっぺん観てみることにしようっと。 -
『ロンリーハート』(2006) - Lonely Hearts –
1940年代、全米中を震撼させた実在の凶悪犯カップル、レイ&マーサ。けちな泥棒であり、結婚詐欺師だったレイがマーサと出会うことで目覚めてしまった人の残忍性。自分... -
『ヘルタースケルター』(2012/映画)
日本の俳優やタレントにあまり詳しくないけれど、色々と話題になっていた本作を好奇心に駆られて観てみた。写真家であり『さくらん(2007)』の監督らしく、1シーン1シー... -
『ロスト・ハイウェイ』(1997) - Lost Highway –
究極のストレスにさらされた男がハイウェイをひた走る。 延々と続くライトに照らされた地獄への道。そこで男が見たものとは、現実なのか、妄想なのか。 ■ロスト・ハ... -
『マンク ~破戒僧~』(2011) - Le moine –
厳しい戒律の下、自己をこれでもかと抑え込み、神の僕として暮らす修道士。そんな中でも彼は生まれてすぐから修道院で育ち一般の世界を経験したことが無い清廉な神の僕... -
『レザボア・ドッグス』(1992) - Reservoir Dogs –
代表作の一つ『パルプ・フィクション(1994)』へと続くタランティーノ監督のデビュー作『レザボア・ドッグス』。拳を繰り出す方が早いような男達が延々とくだらないおし... -
『モンスター』(2003) - Monster –
暗い夜の公園。所々にぽつんぽつんと立つ外灯が浮かび上がらせる、その男のシルエット。横を向くその男の口元は心なしか笑っているように見える。私はその男から逃げている。もうかなり走って逃げているが、その男は宙を浮くような足取りでどんどん追いかけてくる。はあはあと息を弾ませながら後ろを振り向く。その男はどちらから向かってくるのか、どっちへ逃げればいいのか。首を伸ばして暗闇に目をこらした瞬間、その男は