最初にまず言いましょう。
良かったです!コミックも当時、新刊が出るのを待って読んでいた(普通の)ファンですが、すごく楽しめた!アクションの流れや決めポーズが、実写でありながら絵のようですごくリアル(コミック的に)で、人がやってる動くコミックのようだった。アクション映画が好きな人に、これはオススメだ
■ るろうに剣心 ■
2012年/日本/134分
監督:大友啓史
脚本:藤井清美、大友啓史
原作:和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」
製作:久松猛朗、畠中達郎 他
制作総指揮:ウィリアム・アイアトン
撮影:石坂拓郎
音楽:佐藤直紀
主題歌:ONE OK ROCK「The Beginning」
出演:
佐藤 健(緋村剣心)
武井 咲(神谷 薫)
江口洋介(斎藤 一)
香川照之(武田観柳)
吉川晃司(鵜堂刃衛)
綾野 剛(外印)
須藤元気(戌亥番神)
蒼井 優(高荷 恵)
青木崇高(相楽左之助)
田中偉登(明神弥彦)
奥田瑛二(山県有朋)
2012年/日本/134分
監督:大友啓史
脚本:藤井清美、大友啓史
原作:和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」
製作:久松猛朗、畠中達郎 他
制作総指揮:ウィリアム・アイアトン
撮影:石坂拓郎
音楽:佐藤直紀
主題歌:ONE OK ROCK「The Beginning」
出演:
佐藤 健(緋村剣心)
武井 咲(神谷 薫)
江口洋介(斎藤 一)
香川照之(武田観柳)
吉川晃司(鵜堂刃衛)
綾野 剛(外印)
須藤元気(戌亥番神)
蒼井 優(高荷 恵)
青木崇高(相楽左之助)
田中偉登(明神弥彦)
奥田瑛二(山県有朋)
■解説:
以前アニメ化されて人気を呼んだ和月伸宏の大ベストセラーコミックを、「龍馬伝」「ハゲタカ」などの人気TVドラマを手がけた大友啓史監督が映画化。主人公を演じるのは原作者をはじめとする全スタッフが熱望した人気俳優、佐藤健。他、武井咲、綾野剛ら若手から吉川晃司らベテランまで豪華キャスト集結で劇場公開は大ヒット。アクション監督の谷垣健治が手がけたスピーディーかつスタイリッシュなアクションが目を見張る大迫力。佐藤を筆頭に主要キャストがほぼすべてのアクションを自分で演じたのにも驚かされる。■あらすじ:
時は明治。東京で伝説の“人斬り抜刀斎”を名乗る男が次々と人を斬る事件が発生。本物の抜刀斎である流浪人・剣心は、薫という女性を偽者から助けた縁で、彼女が暮らす神谷道場に居候することに。偽者の正体は実業家・武田の用心棒・刃衛で、武田は医師の恵に作らせたアヘンをもとに壮大な陰謀を企てていた。元新選組で今は警官となった斎藤は、武田をマークするが手を出せない。悪の手が薫に伸びたとき、剣心は新たな戦いへ
(WOWOW)
当時、アニメも始まって最初の頃は見ていたんだけど、なんかこう、ぬぐえない違和感に結局最後まで見なかったように思う。それから時が経ち、、実写化されると知った時、なんか ・・・(-.-) ←こんな感じで斜に構え、公開が始まっても映画館に行かず..。予告編を見て、これはちょっとイイのでは?と思いつつも、レンタルが始まっても借りず..。でもWOWOWで放送が決まってから楽しみに待っていたという天邪鬼ぶり。
・・・結果、あぁーー、またやってしまった。映画館に行けばよかった・・・
映画の内容は剣心と薫の出会いを軸に、元新撰組で現警官の斎藤一(さいとう はじめ)、アヘンで世界を牛耳ろうとしている武田観柳(たけだ かんりゅう)、観柳にアヘンを作らされている高荷 恵(たかに めぐみ)と、観柳に雇われている鵜堂刃衛(うどう じんえ)が登場。観柳一派には他に外院(げいん)や戌亥番神(いぬい ばんじん)も。コミックでは武田観柳と言えば、のガトリングガンも出てくる。
武田観柳の話と鵜堂刃衛の話を一つにまとめた格好だ。
■キャストについて
剣心の佐藤健氏については、とてもイイ
他のキャストに比べて小柄で、アクション時の軽やかに動く様、冒頭にも書いた斬り終わった後の決めポーズ、優しげな表情と戦い前や怒ったときの少し目が釣り上がる感じが、剣心そのもの。特に刀をふりかぶって敵に向かってジャンプしているのを真正面からとらえた映像は、コミックの1カットを見ているよう。
アクションのほとんどをこなしたらしいが、すごい・・。浪人の装いと長い赤毛を束ねた髪型もよく似合ってた。「おろ・・?」もちょっとだけ台詞にありました。
本作の剣心にはコミカルな場面はなく、ほぼ全編シリアル剣心。アニメはコミカルすぎてちょっとついて行けなかったなー。それに声を女性があてているのもちょっと気にくわなかったのだ。
薫殿は、原作に比べて真面目でおきゃんな感じが足りないようにも思えたけれど、声と話し方が可愛くてよかったと思う。薫殿の何事にも一生懸命な感じはよく伝わってきたし。恵さんは原作にあった大人な感じが少し足りなかったかなー。でもあまり大人っぽさを出すと剣心達と釣り合わなくなってくるし、何より巴さんと差別化出来なくなるのだろうね、この先。
悪の一文字相楽左之助は、最初見たとき、顔が違ーう、と思ったけれど、声や話し方、全体の雰囲気がかなりしっくり。他の男性キャストもみな良かった。観柳さんはちょっと大げさだったけど、道場にやって来て剣心にこてんぱんにやられる手下のチンピラたちは、そのチンピラ加減が堂に入っていて恐れ入りました。よくある取って付けた感がなくて感心した。左之助と戦った戌亥番神もヘンな気負いが無くてよし。鵜堂刃衛は、あのぶれない自身の哲学を貫き通す感じがよく出てた。
ただ一つ。斎藤いち(正しくは、はじめ)ですよ。もうちょっと、こう、細面の理知的で冷たい感じが出なかったものか。映画では色々言いながらもフレンドリーな感じが出てた。顔が丸いんだよねー(すみません)。
じゃあ、誰が演ればよかったのか?と問われても、役者さんをあまり知らないので困るけど、強いて言うなら中井貴一氏のような感じでしょうか。年はもはや合わないけど。
作品冒頭は戊辰戦争の戦いのシーンで始まる。それが結構よくて俯瞰シーンは無いけれど『グラディエーター』の最初の戦闘シーンを彷彿とさせる。剣心と新撰組の和装、武器の刀がとても新鮮に見える戦闘シーンだ。そこでバッタバッタと斬り倒していく飛天御剣流の剣心。この後、剣心は刀を逆刃刀に持ち替え、不殺(ころさず)を誓い、人斬り抜刀斎から流浪人(るろうに)緋村剣心となる(ちなみに「流浪人」は原作者の造語だったはず)。
過去の人斬りの記憶が剣心を苦しめる。まるで『ボーン・アイデンティティー』のボーンのように。
暗い記憶の穴に落ち込みそうになった時、声をかける薫殿。剣心は薫殿を助けたけれど、剣心も薫殿に幾度となく助けられ、現実に引き戻される。人斬り抜刀斎から仲間のいる緋村剣心に。
いいわー、暗い過去を持つ男。今思えばジェイソン・ボーンが好きなのは、「るろうに剣心」が好きだったからかも。
なんか噂によると2014年に続編が公開されるとか。それなら「志々雄」が見応えあるからいいなと思ってたら、どうやら志々雄編らしい。小気味のいいアクションを見に、今度こそ映画館に行きたい。
今回は独り言のようなレビューになりました。
ではまたでござる
緋村剣心(ひむら けんしん)
短身痩躯で赤髪の優男。左頬にある大きな十字傷が特徴である。一見朗らかで間の抜けた人物だが、かつては長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客・人斬り抜刀斎その人である。修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきたが、ある不幸な事件から明治維新後は一転して不殺(ころさず)を誓い、流浪人(るろうに)として全国を旅し、弱き人たちのために剣を振るっていた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。生来争い事を好まない性格だが、戦国時代に端を発する古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手で、ひとたび戦いとなれば逆刃刀という、峰と刃が逆転した刀で人智を越えた剣技を繰り出し、軍の一個大隊(当時の陸軍一個大隊は約1000〜2000人)をも遥かに超える戦闘能力を発揮する。
・生年月日:1849年6月20日(嘉永2年5月1日)
・身長:158cm(人斬り時:155cm・心太:125cm)
・体重:48kg(人斬り時:42kg・心太:19kg)
・血液型:AB
・星座:双子座
・出身地:不明(関西地方の寒村)
・特技:口八丁
・苦手なもの:薫の料理
(Wiki:緋村剣心)
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コメント
コメント一覧 (2件)
いつもコメントをありがとうございます!
映画館で観られたんですね!
結構見応えあったんじゃないでしょうか。(ウラヤマスィー
知人の方オススメの「斎藤→堤真一」これいいですね、賛成です。アクションもこなされるとは、、役者さんで大変だなー。男前だけではだめなんですねー。
続編楽しみですね!早く観たいです。
momorex様
コレ、劇場で観ました!ツッコミ所も多々ありましたけど、面白かったですよね~(´∀`*)佐藤健君のアクションには圧倒されましたよ。キャストについては、私も斎藤が気になりました(笑)。知人が「堤真一がいいんじゃ?」って言ってて、なるほどと思いましたね。確か、あの方、JAC出身でアクションもできそうだし…。
続編の話は知りませんでした!Σ(゚д゚lll)志々雄編、是非実現して欲しいですね。
また遊びに来ます!(*^-^*)ノ~~マタネー