ヨーロッパの国製作
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『恐怖ノ黒電話』(2011) - The Caller –
見知らぬ女との会話で、ふと口をついて出た一言が“恐怖の現実”となって自分自身に襲ってくる!知らない相手で会うこともないだろう、と気軽に相談にのってしまったがた... -
ケン・ラッセル『白蛇伝説』(1988) 〜決して子どもと見ないでください
おかしな登場人物達が一晩やかましく重厚に暴れ回る『ゴシック(1986)』に比べれば随分大人しい作品だけれども、また違ったヘンさが臭うようにそこかしこに充満。派手な... -
『スリープレス』(2001) - NON HO SONNO –
discasではホラーに分類されていたけれど、これはダリオ・アルジェント監督による、きちんとした猟奇サスペンスもの。アルジェント風の鮮烈な赤や青はあまり出てこないが、最初の列車シーンは無機質に輝く車両と照明、逃げ惑う女性、それを追う姿無き殺人犯に目が釘付けに。そして最後の最後まで、何も見逃さないぞ、と目を見開いたまま観続けた自分がいたのだった。 -
『ホーンテッド』(2006) - The Abandoned –
製作国がスペイン、イギリス、ブルガリアで舞台がロシアという、どこ産の映画として認識していいのかちょっととまどう作品。ホラーにありがちな逃げ惑う若者や美女も登... -
『ポゼッション』(2004) - Strandvaskaren –
ようやく清々しい季節になったGW初日。いきなりですが今日から当ブログでは「初夏のホラー祭り」が始まります。懐かしいものやB級の香りのするもの、ある方面では有名な... -
『ブロンソン』(2008) - Bronson –
ずっとトム・ハーディと『ダークナイト ライジング』ベインがシンクロしなかった管理人momorex。優しげで大人しめでスマートなイメージを彼に持っていたからだが、本作... -
『少年は残酷な弓を射る』(2011) - We Need to Talk About Kevin –
子供を育てるということ。簡単で当たり前なことのようでいて、考えれば考えるほど難しいことに思えてくる。よく言われていることだが、人間を一人育てるということは、... -
『海岸』(2011) - The Shore –
30分の短編ながら、別れてしまった兄弟同然の幼なじみとの葛藤を軸に、北アイルランドの港町に住む人々の過酷な状況、アメリカへの移住、強い絆、、などが盛り込まれる... -
『残酷メルヘン 親指トムの冒険』(2010) - Le Petit Poucet –
民話「親指トム」はグリム兄弟やイギリスのJ・ジェイコブズなどが再話しており、いくつかのバージョンがあるが、今回は17世紀のフランス詩人シャルル・ペロー版を映画... -
『気狂いピエロの決闘』(2010) - Balada triste de trompeta –
『アルゴ』や『推理作家ポー 最期の5日間』を押しのけ、ある意味2013年3月レンタル開始作品で一番楽しみにしていた本作!ピエロによって、もうどんな狂気の世界が繰り広... -
『アイアン・スカイ』(2012) - Iron Sky –
平和条約だ、TPPだ、FTAだ、ともめる地球の今を笑うかのように月の裏側で着々と進められていたナチス地球侵攻。自分たちの民族さえ、自分の国さえ、自分さえよければと... -
『アタック・ザ・ブロック』(2011) - Attack the Block –
今回は同じエイリアンものでも楽しいエイリアンものをチョイス。健康優良不良少年達が繰り広げる愛と涙のハートフル・アクション・ちょいワル・SFコメディ『アタック・...