『アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者』(2010) - Adam Chaplin –

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どうだろう・・と、おっかなびっくり観始めたんだけど、ちょっと、これ面白い。この映画の主人公が戦う場面は、もう完璧にあの「北斗の拳」の実写化です!と言っても詳しくはないんだけど、誰もが知っている「ぅぁああーー!tatatatata!taー」を知っていれば理解できるはず。ただし、tatataー!の結果であるゴアシーンはアニメの100倍くらいはありますんで、お気をつけを。

■アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者 - Adam Chaplin -■

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監督・脚本・撮影・音楽:エマニュエル・デ・サンティ
出演:
エマニュエル・デ・サンティ
ヴァレリア・サンニノ
ジェリオ・デ・サンティ
パオロ・ルシアーニ
アレサンドロ・グラマンティ

解説:
幼少期から「北斗の拳」を敬愛してきたというイタリアのエマニュエル・デ・サンティが監督・脚本・撮影・主演を務め、同作に代表される日本製バイオレンスアニメを下敷きに撮りあげたスプラッターアクション。「未体験ゾーンの映画たち 2014」上映作品。
(映画.com)

Contents

あらすじ:

街を牛耳るギャングのボスに妻を丸焼きにされたアダム。彼は魂を悪魔に売り渡し、代わりに得た超人的パワーを使って手下を血祭りに上げ、じわじわとボスに近付いていく ―


見どころと感想

借金を期日までに返さなかった事が理由で、妻に火をかけられたアダム。借金はアダムがしたの?妻自身が?約束を守らなかったのが悪いんじゃ?・・とかの疑問はさておき、愛する妻を丸焼きにされた彼は心がダークサイドに落ちる。

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こーんなに男前で、詩人にさえ見えるような青年が、犯人であるギャングのボス、デニーに復讐を誓うあまりに、暗い闇からすり寄ってきた悪魔に魂を売り、最強の身体とパワーを手に入れたのだ。

Adam_Chaplin

結果、こーんなになっちゃいました。

白目をむいてトランス状態に陥ったアダムは悪魔が乗り移った如くの最強の拳の使い手となる。
序盤のシーンではパーンっと一発、拳を振るうだけで相手に当たるカットも無く腕がもげたりするものだから「へ?」となる。もげた腕は映るし血も大量噴出だけど「なんだよ、肝心の拳がどうなって腕をもげさせたのか、というシーンは無いのかね」とB級臭にがっかりする。
けれども、ここでDVDを止めるのは負け組。これは始まりに過ぎなくて、美味しいシーンは序盤ではかなーり出し惜しみしている。ちなみに初っ端にバラバラ人体が転がっているシーンや不気味なボス、丸焼きシーンはある。が、この映画に求めているものはそんな程度のモンでは無いのだ。

で、物語が進み、復讐の対象であるボスに近付くにつれ、出るわ、出るわ。
全体が青みがかった画面を背景に、足でtatatata、腕でtatatata、taー!

3枚目は分かりにくいけど、手のひらに“気”を集めているところ。この“気”で雲、違った、相手を吹き飛ばすんですよ。凄いネー。で、アダムの活躍の結果、相手はどうなったかというと・・


こんな感じ。結構丁寧に、しつこく描かれている。血はバケツをひっくり返したほどに噴出、ほとんどホラー状態でなかなかあの世に行かないのも特徴。例の「んギャボゲブーっ!」とか言いながら頭部が爆発するのはあったかなー

ここまでだけなら「こりゃ、なんちゅー映画や」となりますが、「北斗の拳」(そんなに詳しくない)や『マッドマックス』でもそうであったように、彼が背負う妻への愛と(個人的な)哀愁がバックに漂う。上のシーンとは似ても似つかない、彼の流す涙のような美しいカットも時々挟まり、これがただのスプラッター・過激・ホラー・アクション作品では無いことが分かる。決して「スプラッター・過激・ホラー・アクション作品」というわけではないのだ。
それは敵であるボス、デニーにも当てはまっているんだけど、ま、こんなヤツはどうでもいいや。

↓“綺麗な人”と“こんなヤツ”

アダムは決して「世界を救う」とか「人類の未来のために」とかの崇高な思いで動いているわけでは無いところもミソ。あくまでも妻の復讐と妻との約束を遂行することが目的。で、ラストに繋がるのであります。
まー、なんてヒドイ・・

このブログの世紀末

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • まー確かに街を牛耳るボスにしては手下は警官隊10人ほどですし、マッドサイエンティストな設定も余計だったような気もします。展開ももっさりですしねー、編集も悪いし^^;
    私が楽しめたのは「北斗の拳」に詳しくなくて、何を見せられるのかおっかなびっくりだったからかもしれません。それと忘れちゃいけないのが普通時アダムの男前さでしょうか^^

  • おしゃまさせて頂いている[色:CC3300]かなぶんさんの記事[/色]で知りまして、虎視眈々とレンタル開始を待っていたんです^^
    → http://despaa.blog.fc2.com/blog-entry-545.html#comment2100
     
    日本では東京で1週間ほどの限定公開だったようですが、ある所にはあるんですねー、こんな作品が。
    まだまだ荒削りでストーリー展開ももっさりしていますけど、見るべき所はしっかり作られていて、とても楽しめました。

  • アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者

    北斗の拳というかむしろラオウと書いてあったとおり破壊力すんげーの。色んな意味で。
    エマニュエル・デ・サンティ監督自身が筋肉鍛えて主演してますよ。監督いわく「幼少期に親しんだ『北斗の拳』を始めとした日本の漫画やアニメを敬愛している」とのこと。
     
    ん〜ん、気持ちはわかる。借金の返済が一日遅れたせいで、最愛の妻がその街を牛耳るボス・デニーに丸焼きにされた男アダムは、なぜか右肩に憑いている悪魔…

  • 『アダム・チャップリン』をHTC渋谷2で観て、ダメダメふじき★

    五つ星評価で【★短いのに超だれ】
      
    公開初日の土曜日にはシアター3でやってて、手狭なせいか満席で入れなかった。
    火曜に出向いたらシアター2に変わっていた。
    代わりに …

  • こんちは。
    あー、私はダメっした。
    ゴアシーンが面白いなら面白いで(いや、そこが面白いのは否定できん)、話が脚を引っ張るなら、20分くらいに編集したゴアシーンだけ見れたらいいのに、とか思ってしまう。

  • ようこんなん発掘されますなあ…と思いましたが、利用してる
    宅配レンタル屋さんに新作として並んでました。
    いやー、絵といい、プロットといい、ストーリーといい、そそられる
    物件でありますねえ。観てみます。ありがとうございます。
    しかし、あらすじの冒頭、「妻丸焼きにされた」って、これでは何の
    ことやら分かりませんな…。補足もありがとうございます。

  • 人体破壊はこれでもか!って出てきましたが、なんでしょう、、
    あまりに無茶苦茶すぎて、もはやコミックの域に達していたからなのか、、
    (そんなに)気持ち悪くも、ゥゲッともならなかったですねー。
    骨が折れるところは痛そうではありましたけど^^;
    確かに、こんなにクドイのに爽快感を味わえるところがキモですね!

  • この監督兼主演エマニュエル・デ・サンティさんの愛が伝わってきました。
    このために鍛えたんだろうか。すごいわーデス。
    物語の進み方はちょっともたついていて、この人いるか?(ナタ男)な登場人物もいましたが、最後の見せ場とオチに全て忘れてしまいました^^
    私は面白かったです!

  • これはなんだかにやけてしまうシーンが多くて面白かったですね
    1回目みたときはそうでもなかったのですが、
    2回目みたときに「あれっこれ面白い」と思ってしまったのが不思議です
    するめ映画なんでしょうか
    やっぱり人体破壊シーンの爽快感が肝なのかなと思います
    拳で、蹴りで、アタタタタタのシーンは良かったです!

  • まんま北斗の拳のビジュアルをそのまま実写として再現した作品でしたね。
    ゴア好きとしてはニマニマしちゃうようなシーンがあり、特に後半の10分間の無茶苦茶さにはえらくテンション上がりましたけど、肝心のストーリーにもっと面白味があれば尚良かったかなぁとは思いました。
    決して嫌いじゃない作品ですけど、なんか惜しいなという印象は残りました。

  • アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者

    ADAM CHAPLIN
    2010年
    イタリア
    84分
    アクション
    劇場公開(2014/02/22)
     
     
     
    監督:
    エマヌエーレ・デ・サンティ
    脚本:
    エマヌエーレ・デ・サンティ
    出演:
    エマヌエーレ・デ・サンティ
    ヴァレリア・サンニーノ
    アレッサンドロ・グラマンティ
    パオロ・ルチャーニ
    ク…

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