『マーメイド・イン・パリ 』 (2020) - Une sirene a Paris

舞台がパリというのもあって、もっと華やかな新しい人魚を想像していたけれど、えー…と色々な人魚作品を組み合わせた感じになってしまっていて、ちと残念。尻尾も好みじゃなくて、ずっと主演二人やその他個性ある登場人物たちの顔だけ見て終わっていった…

■ マーメイド・イン・パリ - Une sirene a Paris – ■
2020年/フランス/102分
監督:マチアス・マルジウ
脚本:マチアス・マルジウ他
製作:マチアス・マルジウ他
撮影:ビルジニー・サン=マルタン
音楽:ディオニソス他

出演:
ニコラ・デュボシェル(ガスパール・スノウ)
マリリン・リマ(ルラ)
ロマーヌ・ボーランジェ(ミレナ)
ロッシ・デ・パルマ(ロッシ)
チェッキー・カリョ(カミーユ)
アレクシス・ミシャリク
ロドルフ・ポリー

■解説:
過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描き、第92回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたポーランド発の人間ドラマ。主演のバルトシュ・ビィエレニアが、少年院出身のダニエルと司祭トマシュという正反対の人物像を緊張感たっぷりに演じる。監督は「ヘイター」「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」のヤン・コマサ。

■あらすじ:
少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも神父になることを夢見ていた。仮釈放され田舎の製材所に向かう途中、ふと立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされ、司祭の代わりを命じられる。村人たちは司祭らしからぬダニエルに戸惑うが、徐々に彼を信頼するようになっていく ─

映画.com

今回、割とネタバレしてます(*’ω’*)

きっと一番の不満点は「しっぽ」だと思う。
白っぽく大きな鱗、ひらひらとした優雅さの無いイルカのような先。ホラー寄りの作品ならまだしも(これはこれで物足りないけれど)、本作は恋愛ものだからなー。
そのうえ、中に入っている足が想像できるくらい形が見えて、泳いでいるときも足を折っては伸ばしている感じがわかってしまう。

せっかく可愛いくて綺麗なマリリンさんとその尻尾は不釣り合いでもったいなかった。この女優さんが一番美しく撮れていたのが、化粧やドレスで綺麗に着飾って主人公と一緒にバーで楽しんだ、尻尾の見えないシーンとは、これいかに(‘Д’)

主人公ガスパール(40男)の気取らない、無垢な感じの人間性はまだ良いとして、でもさすがにあの浴室(や家中)のヒヨコちゃんや雑貨はどうであろうか・・・?ぃゃ分かる。私もヒヨコちゃんは好きだけど、大小さまざまなヒヨコちゃんとその他のお風呂雑貨をバスタブのふちに所狭しとは並べない。

その心優しきガスパールが倒れている人魚(らしき生物)を大事なローラースケートとミニカーを交換してまでも病院、その後、家に連れて帰って介抱するのは分かるんだけど、いつまでもバスルームに閉じ込めておくのはいかがなものか?これは【監禁】もしかしたら【拉致】にあたらないだろうかね?

このあたりのルラの困り感を助けているのはお隣のロッシさんであって、このお節介とも思える近所に興味津々なロッシおばさんは、実は最後近くまで中途半端なガスパールと不幸なルラを助けてくれる「困った時のロッシさん」になる。ガスパールは肝心な時は意識不明になってるしね。

自分は恋する心を忘れたやら、持たないなどと言いながらしばらくの拉致、監禁の後にお楽しみに連れて行った、祖母が開き歌い、母親も歌い、父親が経営し、自分も歌っているバー。彼はこのバーが世界のすべてなのかな?いいバーですけどね。
バーで楽しんだ後、部屋のバスルームに仕掛けた飛び出す絵本のサプライズまで用意して「一緒に暮らそうよ」ってようやくルラに告白したけど、フラれちゃったね。

でも無理ないと思うよ、ガスパール。一生懸命に世話してくれているのは分かるけど、今までの元かのが40人?ぃゃ、ルラじゃなくても不安だわ。優しい人だけど、どう見ても一人立ちできてない。父親のバーを畳む話に憤慨はしてみせるけど、じゃあどうやってこれから経営していく?大人なら、そこ考えていかないと、経営者である父親がしんどくなるばかり。別れたくないから【監禁】して、じゃあ、飽きたらどうなる?疲れたらどうなる?好きじゃなくなったら?
だいいち私の家は地球一広い「海」だよ?

ということで、心優しきガスパールはルラが去った後、泣きながらバスタブを掃除していてルラが残した真珠の涙を見つける。その涙は特別でダイヤや金を真珠でコーティングされていた。そのお金で大きな船を買い、愛ネコと船出したガスパール。きっと目的はルラを探すことだね?・・・もしかしたら迷惑かもよ?
真珠の涙を全部持って行かずに、必要な分以外を父親に預けた点は評価できるけどね。

怒っていると妙に筆が運ぶmomorexさんの感想はここまで。
ではまたね

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