『エイリアンVSプレデター』を何故か急に観たくなって、その前にまずはという事で久しぶりに本家『プレデター』を再見。プレデターはもちろんだけど、シュワルツェネッガーかっこいい(‘ω’)
■ プレデター - Predator – ■
1987年/アメリカ/107分
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:ジム・トーマス他
製作:ローレンス・ゴードン他
撮影:ドナルド・マカルパイン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー(ダッチ少佐)
カール・ウェザース(CIAディロン)
エルピディア・カリーロ(アンナ)
ビル・デューク(マック)
ジェシー・ベンチュラ(ブレイン)
ソニー・ランダム(ビリー)
リチャード・チャベス(ポンチョ)
ケヴィン・ピーター・ホール(パイロット)
■解説:
宇宙から襲来した凶悪エイリアンと米国特殊部隊の死闘をアーノルド・シュワルツェネッガー主演で描いたSFアクション。監督は「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン。
■あらすじ:
ダッチ・シェイファー少佐率いる特殊部隊は、ゲリラ部隊の捕虜となった政府要人を救出するため南米某国にやって来る。ジャングルの奥地へ入り込んだ彼らは、皮膚を剥がされて木に逆さ吊りにされた米軍兵士たちの死体を発見。部隊はゲリラのアジトを襲撃し壊滅させることに成功するが、光学迷彩技術で姿を隠した異星人プレデターが、隊員たちを1人また1人と襲っていく ─映画.com
あらすじなど今さらだけど、「任務のために南米ジャングルに分け入った米特殊部隊が一人のエイリアンと出会ってしまい、死闘を繰り広げる」というお話で、前半は人間相手の戦争アクション、後半はエイリアン相手の殲滅モードとなっている。話は単純だけど、シュワルツェネッガーとプレデター(捕食者)のカッコ良さ、男くささ、ただ単純に命をかけて死闘を繰り広げるという分かりやすさから、いまだにファンの多い作品で、あまたある80年代ハリウッド娯楽大作映画の代表的な作品の一つとなっている。
前半のゲリラ相手の戦争アクション部分も十分に見応えがあって、特殊部隊の特殊(‘ω’)な動きや爆発に次ぐ爆発、悪者を徹底的に殲滅するやり口を堪能できる。捕虜として捕まっている米兵に対する愛も忘れない(絶対、連れて帰るっていうアレ)。そんな中で捕まえた米兵の皮膚を全て剥ぎ、高い木の枝から逆さづりにする非道な処刑法を発見する。こんなこと今まであったか…?ってちょっとシュワ少佐は感じる。なんかへんだな?って。そこで追跡のプロ、部下のビリーに辺りを調べさせるが、各種の戦いや小競り合いがあったはずの現場に敵の足跡が無い、敵の痕跡が全く残っていないことが分かってくる。まるで空から急に現れたかのように。
ここから後半、単純な戦争アクションからホラーじみたSFアクションへ。
チャンネルはそのまま(‘ω’)ノ
Contents
プレデター(捕食者)
地球外生命体である。人型の知的生命体であるものの野蛮かつ凶暴で、身体能力は人間を遥かに上回る狩猟型民族である。
今回、UFOのトラブルで不時着する形で地球に舞い降りた。そこで出会ったのが米兵であったが、現地のゲリラの一人アンナによれば、昔から「とても暑い夏に空から悪魔がやって来る」という伝説があったらしい。これがプレデターの事かどうかは定かではない。
見た目は、二足歩行をするようになった甲殻類、爬虫類、昆虫類などを混ぜ合わせた感じで、非常にグロテスクであり威嚇的。通常はローマ兵のような戦闘服とヘルメットを着けている。視力は人間のそれとは大きく異なり、赤外線を視覚化することで物の動きを察知、熱のあるものは敵と認知する。ヘルメットはそれをより見やすくすることが出来る。
誰もが知っているプレデターの奥義「カメレオン」。背景に合わせて姿を消すことが出来る術だが、これは宇宙人プレデター属(正式名称ではない)では当たり前の技術で、何やら両腕に付けているゴツいAPPLE Watchみたいな物で操作できるらしい。さすがSF大作。未来のスマートウォッチを80年代には小道具として使っていた。この APPLE Watchはカメレオンの他にも出来ることが多く、究極は自爆装置にもなる。
本作で地球に降り立ったプレデターは、人の頭蓋骨に興味があるらしく、惨殺した人の身体から頭蓋骨と背骨を一気に抜きとり、大喜びしているのを私は見た(-“-) そしてシュワ少佐の頭蓋骨の形は気に入らなかったようで、じっくり頭部を右から左から見た後に「ふんっ」とばかりに捨て置いたのも、私は目撃した。
こうやって地球ばかりか、あちらこちらの惑星で、そこの生物を狩っては頭蓋骨や骨を集めているのではないかと思われる。最初は食べているのかと思われたが、どうやら違うらしい。趣味のためだとするならば、こっちの方がより恐ろしいが…。
アンナが言っていたように、太古の昔からこうやって地球に来ていたのだとすれば、いったいどういう始まりと結末が?
(ま、それが『エイリアンVSプレデター』なんですけどね(‘ω’))
詳しくはWikipedia「プレデター (架空の生物)」で
アーノルド・シュワルツェネッガー
オーストリア系アメリカ人の俳優、実業家、元ボディビルダー、元政治家であり、2003年から2011年まで第38代カリフォルニア州知事を務めた。
Wikipedia
ボディビルを引退した後は、ハリウッドのアクション映画スターとして世界的に有名になった。剣と魔法の物語『コナン・ザ・グレート』(1982年)でブレイクし、批評家や商業的に成功したSF映画『ターミネーター』(1984年)にタイトルキャラクターとして出演した。
シュワルツェネッガーといえば、まずは『ターミネーター』(1984)。この映画が嫌いって人に今まで会ったことがない。続編”I’ll be Back”の『ターミネーター2』(1991)も大当たり。乗りに乗っていたこの2作の間に作られたのが本作『プレデター』(1987)になる。ターミネーターは生物ではないので少し動きがギクシャクしているのもあるが、ターミネーター2作よりも『プレデター』のシュワルツェネッガーは、なんていうかムキムキの肉体にすっとした締まった顔が乗っていて表情豊かにしゃべるところが、非常に人間らしくて(当たり前)カッコいい。久しぶりに本作を観て、改めて、どうして人気があったのかが分かった気がした。
この後、アクション、コメディ、バットマン作品など大作に出演しながら政治家に。80年代の同時期に人気を博したシルベスター・スタローンとは少し違う道を歩いていたけれど、とうとう『エクスペンダブルズ』(2010)で共演。これを知った時はなんか微笑ましかったな。
その後の『ターミネーター』シリーズは少し失速してしまった感があるけれど、我らがシュワルツェネッガーは精力的に映画に出演してる。私は応援するよ(‘ω’)
- エクスペンダブルズ(2010)
- エクスペンダブルズ2(2012)
- ラストスタンド(2013)
- 大脱出(2013)
- サボタージュ(2014)
- エクスペンダブルズ3(2014)
- マギー(2014)
- ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)
- チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(2015)
- キリング・ガンサー(2017)
- アフターマス(2017)
- Chad Goes Deep(2019)
- レジェンド・オブ・ドラゴン 鉄仮面と龍の秘宝(2019)
- ターミネーター:ニュー・フェイト(2019)
- Superhero Kindergarten(2020) 制作中
- Kung Fury 2(2020) 制作中
- Triplets(2020) 制作中
ということで、これでようやく『エイリアンVSプレデター』が観れるわー、って思ったけれど、『エイリアン』もその前に観たほうがいいかな(-“-) 何度も観てるけど観たほうがいいかな!? 〇っそー
↓観ました
『エイリアン』(1979) - Alien
この映画からじゃないかなぁ、宇宙人を「エイリアン」って呼ぶようになったのは。それほどに強烈な怖い異星人を、それも人間はたった一人の異星人にさえかなわない、と…