-
B.クローネンバーグ『ポゼッサー』 (2020)
デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ監督作。前作『アンチヴァイラル』からの長編2作目となる。無機質な背景と生々しい“有機物質”が隣り合... -
彼らの世界は別にある『LAMB/ラム』 (2021)
お気に入りの製作・配給会社A24で本作についての告知を初めて見た時から、公開をとっても楽しみにしていた映画『LAMB/ラム』。久しぶりに劇場で鑑賞して感じたのはA24... -
『ボクシング・ヘレナ』(1993)ジェニファー・リンチ衝撃のデビュー作
問題作・衝撃作にはいち早く喰いつき、記事にあげるのを趣味としている私としては再見せずにはいられない作品の一つ『ボクシング・ヘレナ』。監督はデヴィッド・リンチ... -
映画『さがす』(2022)
だらしない大阪の親父の話ではない。しっかり者の娘が探し回るだけの話でもない。最後まで観て、はっきり言って驚いた。親子も周囲の人間もまるで隣町にいるかのようだ... -
内なる罪『ロスト・ボディ ~消失~』(2020)
誰も気が付かず、何も言われないとしても自分は騙せない。成功した男が出会った女性の目的はいったい何なのか?昨日の『ナイトメア・アリー』に引き続きまたもやサイコ... -
這い上がれない男『ナイトメア・アリー』(2021)
考えれば考えるほど奥が深い物語『ナイトメア・アリー』。感想の後の後半は色んな違和感に食いついて真実を解明していくよ。 -
「アウターレンジ ~領域外~」シーズン1ラストまでの感想
おそらくシーズン1となる全8話を最後まで視聴。ほらねぇー、謎がたっぷり残ったまま終わったでしょう?まったく解決されないものだらけどころか、謎に謎が積み重なって... -
『アンテベラム 』(2020) -Antebellum-
『ラストナイト・イン・ソーホー 』に続き、またもや意外な展開作品『アンテベラム 』。異常で理解不能的な超常現象歴史大作を期待すると肩透かしを食らう、“人間が一番... -
楽しみにしていた『ラストナイト・イン・ソーホー 』(2021)
映画館に観に行きたかったけど諸事情で行けなくてレンタルが始まるのを心待ちにしていた本作『ラストナイト・イン・ソーホー 』。想像していたのとはちょっと違っていた... -
「アウターレンジ ~領域外~」(TV/2022) -OUTER RANGE-
4月15日から配信が始まったamazonオリジナルドラマ「アウターレンジ ~領域外~」。主演は『DUNE/デューン 砂の惑星』他、最近大活躍のジョシュ・ブローリン。ワイオミ... -
『チューブ 死の脱出』(2020) -Meandre-
『CUBE』の管(TUBE)版じゃないの~(-.-)?って思った方。違います。私もそう考えながら観始めましたが、違います('Д')!そんなものに、あの“タランティーノ監督が認め... -
アジャーニ『ポゼッション』(1980) -Possession-
前から観よう観ようと思っていたイザベル・アジャーニ『ポゼッション』。それなのになぜ今まで観ずにいたかというと“奇妙で変わった狂気の作品”という噂を聞いていたか...