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『人肉レストラン』(2013) - Omnívoros –
扇情的でアブノーマル、ダイレクトな邦題が付いたこの映画は、そのタイトルとは裏腹に、静かでクラシックな雰囲気を醸し出しながら進められる。グロ描写は(比較的)少... -
『セカンド・ハウス』(2012) - El Campo –
5年も空き家だった田舎の古い一軒家。自然の中でゆっくりと休養するはずが、その家と周りの寂しい風景に次第に不安定になっていく妻。これは都会に戻る時には夫婦のどっ... -
『コレクター』(2012) - The Factory –
サイコな誘拐監禁殺人鬼と事件そのものよりも、家族より恋人との関係を大事にし始めた17歳の娘とうまく心を通わせることが出来ない両親の関係に重きを置いた作品『コレ... -
『フィンランド式残酷ショッピング・ツアー』(2012) - Shopping Tour –
観終わって、まーた失敗したかーと思ったものの、たまたま見たニュースで自分の思い違いに気が付いた。フィンランドによる強ーいブラックジョークにも関わらず、これが... -
『寄生体X』(2012) - Dead Shadows –
ゥワ~ン、面白くなかったよー 75分と短い中でなかなかモンスターが姿を現さないし、頭を剃った人の区別は付かないし、第一なんでモンスター化していくのか分からなか... -
『フェノミナ /インテグラルハード完全版』(1984) - Phenomena –
今となればホラーというよりダリオ・アルジェントらしいサスペンス。一般的に持っているスイスのイメージとむごたらしい少女連続殺人事件の組み合わせが面白く、“昆虫”の力を借りて可愛らしいジェニファーが事件を解決していく様子も不思議な雰囲気。 -
『凶悪』(2013/映画)
サイコものは結構好きで、邦画なら『冷たい熱帯魚』『悪の教典』も観たことがあるけれど、これほど酷くて二度と観たくないと思わせる映画はない。もちろん実在する人物... -
『悪の法則』(2013) - The Counselor –
物事には始まりがあり終わりがある。行動には当然負うべき責任が伴う。その責任の取り方は各個別の社会や業界で決まっている。これは普通の弁護士だった男が慣れない犯... -
『スプリング・ブレイカーズ』(2012) - Spring Breakers –
なんでしょうね、この感じ。人それぞれが頭で考え、心で感じたことを繋ぎ合わせたような。価値観が一緒に見える者が群れてはいるけど、発した言葉はホントにあなたに伝... -
『変態島』(2008) - Vinyan –
ぅぁあーー、これは何だー 前半は息子を捜しに行ったものの、簡単には見つからず苦しむ夫婦の姿。後半はミャンマーの辺境の地でどんどん都会性が失われ自然と同化して... -
『フッテージ』(2012) - Sinister –
今度のイーサン・ホークは住宅ローンと目に見えない“何か”にとことん追い詰められる作家役。前半はいいですよー、怖いです。暗ーい家の中でイーサン・ホークがギィっと... -
『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012) - The Paperboy –
冤罪疑惑のある警官殺し死刑囚、それを暴こうとする記者と死刑囚の獄中婚約者。これを手伝っていた青年は、答えの無い大人の世界を垣間見る― この映画で一番驚いたのは...