結構きっちり作られているのに、こんな邦題じゃまるで『キャビン』もどきのB級だー.. 配給会社のサイトにさえほとんど情報を載せてもらっていない、この不遇な作品を結構楽しみにしていた管理人は早速観てみましたよ。B級には違いないんだけど、登場人物達の演技がいいのか引き込まれる。ホラーというよりはサスペンスものかな。
■キャビン・イン・ザ・ウッズ – Resolution -■
2012年/アメリカ/93分
監督:ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド
出演:
ピーター・シレラ(マイク)
ヴィニー・カラン(クリス)
ザーン・マクラーノン(チャールズ)
エミリー・モンタギュー(マイク妻)
■あらすじ:
マイクはドラッグ中毒の親友クリスを助けるため、彼の住む森の中の小屋を訪ねる。そして彼に手錠をかけてクスリを抜く荒治療に入ったが、彼らの周りで不可解な出来事が起き始める-
薬物中毒で人生をドブに捨てている親友クリス。彼に強制的「薬抜き」の荒治療を施しに森の小屋にやって来たマイクは、暴れる彼を手錠で繋ぎ、治療1日目が始まった。
毒づき、薬をくれーっと叫ぶクリスに1週間付き合うことを決めたマイク。そんな彼がどうしてこの場に来たのかというと、クリスからビデオメールが届いたからだ。それに住所もあったので来ることが出来た。しかしクリスは知らないと言う。第一、パソコンも携帯も薬を買うためにとっくに売ってしまったと。
薬で記憶がおかしいのだろうと、最初は気にしていなかったクリス。しかし翌日、たまたま見つけた奇妙な内容の8mmテープ、続いて納屋にあったレコードや写真の数々。それらには悲惨な結末を迎える人が録られていた。それでも「何か気持ち悪いな」ぐらいだった。
しかし次に見つけたビデオテープには、まるで小屋の中で、それも目の前で録られていたかのようなマイクとクリスの姿が。クリスの薬中仲間の嫌がらせかとも思われたが、次々に届けられる映像は過去、現在、そして未来の2人の姿へとなっていき―。
こんな事が起きて、最後どうなるかっという物語だが、ホラー具合はどうかといえばあまりたいしたことない。結末もいまいち分からない。じゃあ何がいいのかというと、登場人物達とその会話がいい。悪い奴は悪く、先住民の人は先住民らしく、不気味な人は不気味。そして主役2人の友情が結構泣けて、感動さえしてしまう。もう途中でホラーはどうでもよくなってくるほど。
ドラマ部分がよく出来ているんだから、ホラーというよりミステリーぐらいに作ればもっと良くなった感がする。そしてラストに一気にホラーをどんっと持ってくるとか。
ラストの分かりにくさも只者では無いから、もう少し説明が欲しかったけど、それはフランス人が説明済みということか。
あれはアレかなー。観た人はどう思います?クリスはその存在を知っていたからあの態度?
そしてアレとはやっぱり「エ」で始まるやつなのかなー。
『キャビン』(2012) - The Cabin in the Woods –
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コメント
コメント一覧 (4件)
ラストは「ぇえ~!?ここで終わるの?」と言った酷い消化不良を起こしましたが、結構気に入った作品です。オチはやっぱり「エ」でしょうか。確かに目撃談があるみたいなこと言ってましたよね。
これはぜひ続編が観たいなー。
これはオチが半端ないわかりにくさでしたね
いまだにわかりません
そしてmomorexさんの「エ」からはじまるのは
私もそう思いました
あの洞窟での壁画や、「エ」がみれるとか、そんなような事が
あの地域で言われていたように思います
キャビン・イン・ザ・ウッズ
親友クリスの「薬抜き」をしに小屋にやって来たマイク。
なぜ彼がこの強制的な薬抜きに付き合う事になったのかというと、クリスからビデオメールが届いたからだった。しかしクリスは知らないと言い、家財も薬を買うために売ってしまったという。
あやふやな記憶も薬のせいだろうと最初は気にしていなかったマイクだったが、翌日たまたま見つけた8ミリテープや写真の数々には、悲惨な結末を迎える人々が録られていた。…
キャビン
ドキっ。モンスターだらけの殺戮大会。
キャビン
(2012年 アメリカ映画)80/100点
ホラー映画ファンには堪らない「お祭り」のような映画でした。
理屈なんか、もーめちゃくちゃ。
まともな感覚で見ても、きっとわけわからんことでしょう。
この作品は、ホラー映画を愛する者が、ホラー映画をこよなく愛する者のために、さらにホラー映画を、こと…