「FARGO/ファーゴ」(2014-/TV)

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ぅわー、面白かった!映画『ファーゴ』をどう膨らませるのかなーと思っていたけど、それは違っていて、あの雰囲気はそのままに話は別物、よりややこしそう。それでも中心は映画と同じく出来ない男レスター、出来る女警官モリー、殺し屋ローンの3人。ここミネソタの雪の中、彼ら登場人物がどんなとぼけた事をやってくれるのか今から楽しみ

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■ FARGO/ファーゴ ■
2014年~/アメリカ
監督:アダム・バーンスタイン
脚本:ノア・ホーリー
原案:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
製作総指揮:ノア・ホーリー、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
 
出演:
マーティン・フリーマン(レスター・ナイガード)
ビリー・ボブ・ソーントン(ローン・マルヴォ)
アリソン・トルマン(モリー・シルヴァーソン)
コリン・ハンクス(ガス・グリムリー)

解説:
コーエン兄弟がアカデミー脚本賞を受賞した映画「ファーゴ」(1996年)がベースのクライムドラマ。
コーエン兄弟自身が製作総指揮として加わり、脚本ノア・ホーリーが映画で絶大な人気を得たアメリカ極寒の地の“ミネソタ・ナイス”と呼ばれる独特な田舎の純朴さとダークなユーモアをそのまま生かし、キャラクターとストーリーは本作のため新たに書き下ろした期待のドラマ

(スターチャンネル)
 
あらすじ:
ミネソタ州ベミジーに暮らす、うだつの上がらない保険勧誘員レスター。ある日、街で高校時代からのいじめっ子サムに会って怪我をさせられた彼は病院へ。待合室で一人ブツブツ言っていたところ、隣にいた見知らぬ男が声をかけてきた。一通りサムの話を聞いた男は「代わりにサムを殺してやろうか?」と ―


スターチャンネルで放送が開始される海外ドラマ。
あの『ファーゴ』のリライト作で、コーエン兄弟がそのまま関わっているだけあって、冬のミネソタのあの感じ、登場人物達のどこかネジが一個足らない、とぼけたあの感じがそのまま伝わってくる。登場人物の種類は同じなんだけど、第1話目を見る限り、話は別物、より過激に、よりややこしくなっていそう。
では、主な登場人物をご紹介
 

Fargo-tv2014_16レスター・ナイガード
保険勧誘員で結婚18年、子供なし。
子供の頃からいじめられっ子で、それは今でも変わらず、出来る弟にはバカにされ、妻には一日中イヤミを言われている始末。当然、仕事も出来ない万年平社員。
ある日、高校時代からのいじめっ子サム(『バック・トゥ・ザ・フィーチャー』のビフに似たタイプ)に街角で出会い怪我をした彼は病院である男と出会う。その男がプロの殺し屋だったことから、レスターの運命は大きく狂い ―

レスターは彼なりに負け犬人生を受け入れて(気が付いていないとも(-_-))いたのに、ある男、殺し屋ローンと出会ったことで間違った方向に爆発させてしまい犯罪を犯してしまう。それも凶悪な犯罪を。そんなタイプじゃ無かったはずなのに、本性が出てしまったのか・・
映画『ファーゴ』ではウィリアム・H・メイシー演じるジェリーが妻の狂言誘拐を企てたために陥る危機を描いたが、こちらでは最初から大きく話を変えてくる。だから今後、レスターがどうしていくのかは全く不明。
いいですよー、マーティン・フリーマン。“一人あたふた”がとっても似合ってる。
 
 

Fargo-tv2014_13モリー・シルヴァーソン
ベミジー警察副署長。一見おっとりして見えるが、本来の真面目な性格からきちんと職務をこなす頑張り屋。食堂を経営する父親は危険な警察官は辞めて欲しいなーと思っている。
そんな中、殺人事件が次々起きるが、彼女は知恵と勇気を持って解決していく。

第1話ではモリーの上に仕事が出来て部下思いのヴァーン署長がいたんだけども、ある事が起きて早くも退場。映画『ファーゴ』のフランシス・マクドーマンド演じるマージ署長の役はモリーになるのかな。マージより若くて、より控え目で、よく気が付く彼女にはとても好感が持てる。このドラマの唯一の善人かも(マージも真性の善人とは言えなかった)。
 
 

Fargo-tv2014_30ローン・マルヴォ
金で殺しを請け負うプロの売れっ子殺し屋。冷酷非情で情けのかけらもなく、請け負ったターゲットのみならず邪魔立てする者は容赦なく殺害する。殺しが趣味の男だ。
そんなローンがある日、病院の待合室で見かけた男に興味を持つ。丁度、一仕事が終わった後で、暇つぶしをしようとでも思ったのか、病院の男レスターの敵を殺してやることにした。ローンのゲームが始まったのだ。

ぃやー、ワルイですよ。ローンにとって殺しは全てゲームで、彼はディレクターであり、プレーヤーであり、ジャッジでもある。ようするに面白いところは全て自分のもの。その上、それが依頼されたものなら大金まで手に入る。腕は確かで依頼は後を絶たない。
映画『ファーゴ』の殺し屋と言えばピーター・ストーメアが演じたゲアだけど、このローンにはコミカルなところは全く無いからまたちょっと違うように思う。新たなキャラか。
 
ピーター・ストーメアとスティーヴ・ブシェミの代わりはこっちかな。
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他にもこんな人達が
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映画版より登場人物は多く、どの人も一癖も二癖もあるあたり、かなりヒネくれた内容になりそう。楽しみ
この「FARGO/ファーゴ」はシーズン2も決まっているらしいが、「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」と同じく出演者も話しも全く変わったものになるそう。これは最近の流行でしょうか。そう言えば「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズも同じだね。
 

 
映画版のレビュー記事はこちら 『ファーゴ』(1996) -FARGO-
スターチャンネル「FARGO/ファーゴ」公式サイト