『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』 (2015) - The Final Girls

ホラー映画の中に閉じ込められてしまった5人の若者(また!)と、元々の映画作品出演者たちをダブルで追い詰めていくジェイソンの物語。じゃなくて、ジェイソン相手に頑張る女子の物語。「ファイナル・ガール」とはホラーで最後まで生き残る女子のこと。さて、今回は誰が!?(”s”が付いているけれど)

■ ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ
 - The Final Girls – ■
2015年/アメリカ/91分
監督:トッド・ストラウス=シュルソン
脚本:M・A・フォーティン他
製作:マイケル・ロンドン他
撮影:エリー・スモルキン
音楽:グレゴリー・ジェームズ・ジェンキンス

出演:
タイッサ・ファーミガ(マックス)
マリン・アッカーマン(ナンシー / アマンダ)
アレクサンダー・ルドウィグ(クリス)
ニーナ・ドブレフ(ヴィッキー)
アリア・ショウカット(ガーティ)
トーマス・ミドルディッチ(ダンカン)
アダム・ディヴァイン(カート)
アンジェラ・トリンバー(ティナ)
クロエ・ブリッジス(ポーラ)
トーリー・N・トンプソン(ブレイク)
ダニエル・ノリス(ビリー・マーフィ)

■解説:
ひょんなことから1980年代ホラー映画の世界に入り込んでしまった少女の運命を描いたホラーコメディ。主演は「記憶探偵と鍵のかかった少女」「ブリングリング」のタイッサ・ファーミガ。母親役を「ウォッチメン」のマリン・アッカーマンが演じた。

■あらすじ:
ホラー映画女優の母アマンダを交通事故で亡くした少女マックス。3年後、ようやく母の死から立ち直りつつあった彼女は、かつて母が出演した80年代ホラー映画を友人たちと見に行くことに。しかし上映中の劇場内で火事が発生し、マックスは逃げ惑ううちに映画の中に入り込んでしまう。信じられない出来事に戸惑いながらも、ナンシー役を演じる母に会うことができ喜ぶマックス。ところが、シナリオ通りに殺人鬼も出現し、登場人物たちは次々と惨殺されていく。マックスは母の命を救うべく奮闘するが ─

映画.com

今ではカルトとなった80年代のスラッシャー・ホラー「血まみれのキャンプ場」に若い頃出演し、一世を風靡した女優を母に持つマックス。母アマンダは今では仕事が減り、電気代の支払いにも事欠く有様であるが、親子の仲は良く、今日もふざけながら車で移動していた。が、事故が起こる。

その事故で母を亡くし3年。ようやく立ち直りつつあったものの、今年の母の命日に「血まみれのキャンプ場」と続編2本を劇場で記念公開するという。娘としてそれに呼ばれたマックスは複雑な気持ちではあったが、親しい友人たちと劇場へ。そして上映開始。

誰もが一度は観ている、皆で楽しめるスラッシャー・ホラーが始まった。観客たちが盛り上がる中、誰かがたまたまこぼしたお酒に煙草の火が点き瞬く間に火の手が上がった。阿鼻叫喚と化した現実の劇場内。マックスたち5人は慌ててスクリーンを破り奥の扉へ行こうとして気を失う ─

目が覚めると、そこは森の中。友人たちも皆一緒だったが、ここがどこか分からない。そこに、何故か見慣れた車がやって来る。車から「青い鳥キャンプ場はどっち?」と尋ねられ、彼らが誰かが分かった。
ここはホラー映画「血まみれのキャンプ場」の中じゃないか!!


さぁ、大変!映画の中に入ってしまった5人の若者たち。それもその映画は有名な殺人鬼ビリーが存在している世界だ。奇想天外なのはそれだけではない。まだ若い頃のマックスの母親がそれとは知らずに出演者として存在するのだ。出演者たちメンバーは基本、映画のシナリオ通りに動いていく。そこにうまく現代の若者が交じり、ビリーからなんとか逃れよう、なんとかやっつけようと奮闘するものの、一人また一人と殺されていく。

「血まみれのキャンプ場」という作品は、基本ジェイソンなんだけど、出演者たちのなんとも形容しがたい古いのとはまた違うダサイ感?ほんとに若いの?と疑いたくなるような年寄り感?絶妙な配役で、なんでカートが男前の役の位置にいるのか最後まで理解できない(‘ω’)/ どうしていいのか分からない、ナンシーになんて声をかけてあげたらいいのか分からない、この感じ?

対して現代の若者はいつもの奇数グループ。

おっちょこちょいあり、男前あり、色っぽいあり、ちょい真面目あり、カワイ子ちゃんありの、いつもの5人。今回は女子が多い。最初に殺られるのがおっちょこちょいというのも王道で安心できる。
母親との絡みがどう、昔は友達だったのに最近は無視していてごめんね、とかいうのもほとんど添え物として、本作はやたら若者(被害者)の多いジェイソンとして楽しんだらいいと思う(‘Д’)

最後のファイナル・ガールの戦いは、かつてのジェイソンものには無いショー仕立てで盛り上げてくれるし、最後のオチも二重の作品だけに”やっぱり、そうきたか!”って裏切らない。パラドックスも気にならない。
なんか面白いホラーないかなーって時にはぴったりの、ポップコーン映画です。おすすめ

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