いいタイトルでしょ。だからまたまたタイトルに惹かれてオソレゾーン配信で観てみました。もうね、あっちを向いてもこっちを向いても最低最悪の○ズ、○ズ、○ズ…。よくここまで集まってきたなっていうほどの○ズ。もう汚いよー。どこを見てもどう見てもドロドロのぐちゃぐちゃ。観ないほうがいいよー、全くオススメしませんよー・ω・
■ 吐きだめの悪魔 – Street Trash – ■
1986年/アメリカ/102分
監督:ジム・ミューロー
脚本:ジム・ミューロー
製作:ロイ・フラムケス
撮影:デヴィッド・スパーリング
音楽:リック・ウルフィック
出演:
ビル・チェピル
マイク・ラッケイ
ビック・ノート
ジェーン・アラカワ
マーク・スフェラッツァ
トニー・ダロウ
ジェームズ・ロリンズ
ミリアム・ズッカー
M・ジャンゴ・クランチ
■解説:
古い安物ワインを飲んだ浮浪者が続々と溶け、爆発するというホラー。製作・脚本はロイ・フランクス。監督はジム・ミューロー。撮影はデイヴィッド・スパーリング、音楽はリック・ウルフィック、特殊メイクはジェニファー・アスピナルが担当。オソレゾーン
邦題が素晴らしい。「掃き溜め」じゃなくて「吐きだめ」がポイント。
あらすじは、ほとんど無いです。
舞台はニューヨーク、マンハッタンらしいけど、こんなところほんまにあるんかいな、と目を疑うほどのひどい地域。酒屋やスーパーがポツポツある通りを、まるで街一体を占拠するかのようにホームレスの人たち(浮浪者)が歩いたり、座ったり、寝転んだりしてる。
ここマンハッタンの彼らの日常はというと、座ったり寝転んだりうろついたりしながら、酒を飲む、寝る、飲む、盗む、飲む、寝る、殴る、ひったくる、寝る、飲むの毎日。でも酷いのはホームレスの彼らだけじゃない。彼らを客としているものの、いつ盗まれるか分からないから、まるで毎日彼ら相手に戦場で戦っているかのような酒屋やスーパーの店主たち。そんなだからもちろんアコギな商売をしていたりもする。
その日、ある酒屋の店主が店の地下で60年も前の古いワインを1ケース見つける。半分腐ってでもいるような代物を店主は1ドルで店に出した。本作『吐きだめの悪魔』は、ここまでも次々現れるホームレスたちのえげつない日常を見せつけられて(-_-メ)既にこんな感じになってるんだけど、ここからはそれに加え安ワインを飲んだ人間の恐ろしい変化と最期を否応なく目撃させられることになる。
とは言っても、次々次々畳み掛けるようにドロドログチャラーが続くのでは決して無い。合間合間にこれでもかというほどの彼ら(ホームレスたち)と、彼らに関わる人々の非人道的な犯罪まがいの行いとおふざけの日常が挟まってくる。関わる人々には酒屋の店主は元よりその地域に根ざしたマフィア、その店で働く若者、くず鉄屋にベトナム帰還兵、警察官とバラエティ豊か。それでもって一部を除いてほとんどの人がホームレスさんたち以上の○ズときた。そんな人たちがそれにふさわしい見てくれとなって溶けてなくなっていく、通りをゴミ箱代わりにして ─
ま、そんなお話だね・ω・
途中でどうしようかと思うほど気分が悪くなるから観ないほうがいいよ。コメディホラーなんて括りらしいけど、やめてくれ。全然笑えませんから(-_-メ)