『フィアー・ストリート Part 1: 1994 』 (2021) - Fear Street Part One: 1994

夏がやって来る!夏と言えば暑い!暑いと言えばホラー!ホラーと言えば被害者は若者!ということで鉄板夏ホラー3部作の第一弾がNetflixで配信開始されました。鉄板に加えてお気に入りキーワード「魔女の呪い」も掛け合わされており、非常にご満悦の当ブログ管理人です。

■ フィアー・ストリート Part 1: 1994
 - Fear Street Part One: 1994 – ■
2021年/アメリカ/107分
監督:リー・ジャニアク
脚本:リー・ジャニアク他
原案:カイル・キレン他
原作:R・L・スタイン「Fear Street」
製作:ピーター・チャーニン他
製作総指揮:コリ・アデルソン他
撮影:カレブ・ハイマン
音楽:マルコ・ベルトラミ他

出演:
キアナ・マデイラ(ディーナ)
オリヴィア・ウェルチ(サマンサ)
ベンジャミン・フローレス・Jr(ジョシュ)
ジュリア・レーヴァルト(ケイト)
フレッド・ヘッキンジャー(サイモン)
アシュリー・ズーカーマン(ニック・グッド保安官)
マヤ・ホーク
ダレル・ブリット=ギブソン
ジョーダナ・スパイロ
ジョーディン・ディナターレ

■あらすじ:
何世紀も前から忌まわしい出来事が続く悪名高き街、シェイディサイド。凄惨な殺人が繰り返されるその街で、高校生たちが住民を呪う邪悪な力に立ち向かってゆく -

Netflix

何かと隣町サニーヴェイルと比較される寂れた町シェイディサイド。名前からして「サニー(太陽光)」と「シェイド(影)」と180度の隔たりがあるのだが、その隔たりは町の名前だけでは無かった。
17世紀の昔から、定期的に誕生するシェイディサイド産大量殺人鬼。それはハンプティ・ダンプティ・キラー、ハリー・ルーガー、ルビー・レーン、サイラス・ミラーなどなど、恐怖の記憶として人々の脳裏に焼き付いている。そして今夜、ここにもう一人”ライアン・トーレス”の名が刻まれた。ライアンはさっきまで、モールで働く気の優しい普通の若者だった。その彼がなぜ急に大量殺人を始めたのか?

この謎を高校生たち5人が身体を張って解明していくことになる。

それも、ただ一人の殺人鬼相手に戦うだけじゃない。謎の大きなとっかかりは何故か死んだはずの何人もの殺人鬼が今、目の前で殺戮を繰り返していることだ。誰かが過去の殺人鬼に成り済まして恐怖のゲームを繰り広げているのか?
この町の殺人鬼に詳しいディーナの弟ジョシュは、すぐにこれらの意味することに気が付く。蘇っている殺人鬼たちの源ともいえる、一つの事件。町の暗部ともいえる一つの出来事。歴史に埋もれたかのようなその事件は今、20世紀の現在に、シェイディサイドの住人たちへの呪いとなって甦った。

片手の魔女、サラ・フィアー


蘇る殺人鬼と処刑された魔女。
第一弾の本作は1994年、20世紀も終わりの頃が舞台で、蘇る殺人鬼の活躍がメイン。数名が蘇って登場するんだけども、ほんと、各種他作品主人公の殺人鬼へのオマージュが素晴らしく、ホラー好きは見ていてにんやりしてくる。
まずは最新で参加を果たしたライアンは『スクリーム』だし、斧を振り回す男は『13日の金曜日ジェイソン他たくさんいるし、剃刀のお姉さんルビーは『13ゴースト』の”怒りの王女“。

このブログのサイコな殺人鬼たち

タグ:サイコ・殺人鬼

また本作の舞台は1994年だけど、21世紀製作作品として人種を超えた養子縁組や、LGBTQも関わってくるティーン向け映画としての役割も担っていて興味深い。

第二弾の舞台は1978年のシェイディサイドにあるキャンプ場。第三弾は1666年で一気に魔女までいくのかな。楽しみィ(*’ω’*)

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