映画、海外ドラマのレビュー
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『肉』(2013) - We Are What We Are –
今年公開される映画一覧の中に見つけた『肉』。何十と並ぶ公開作品の中で、それは後光が差すように目に留まり、レンタルを心待ちにしていたのであった。カニバリズムを... -
『エコエコアラディア ウィッチ・マーク』(1970) - Mark of the Witch –
このカルト感・・・!前から観たいと思っていたのを思い切って借りてみました!・・借りてみました・・・・。確かにDVDだったはずなのに、まるで傷だらけのフィルム仕様... -
『ネクロノミカン』(1993) - Necronomicon –
オムニバス作品だったとは。3作+@を通しての主役はあの色んなホラー映画で有名な「死者の書/ネクロノミカン」。その書物をラヴクラフト自身が読み解いていくという話の... -
『ブレーダーズ クライチカ』(1997) - The Descendant –
これはアメリカ版のタイトルで、“クライチカ”はロシア語じゃなく“暗い地下”のこと。ちなみにカナダ版では『ヘモグロビン -Bleeders- OR -Hemoglobin-』がタイトルとなる... -
『ザ・コール 緊急通報指令室』(2013) - The Call –
ハル・ベリー主演のサスペンス・スリラー。でも彼女を“主”に置きすぎて被害者少女役アビゲイル・ブレスリン以外の存在感が薄い、薄い。せっかくのサイコな犯人描写も中... -
SF役者ファンタジー〜『ホーリー・モーターズ』(2012)
解説やあらすじを読んだとしても、さっぱり何の映画なのか分からない、想像も付かない『ホーリー・モーターズ』。で、観てみました。とても美しい映像、素敵な音楽、達... -
『ヘッドハンター』(2011) - Hodejegerne –
表の顔(ヘッドハンター)でも、裏の顔(美術品泥棒)でもきちんとしたマイルールを作り成功している男が、今まで触れることの無かった銃と妻の浮気疑惑の世界に翻弄さ... -
『シー・オブ・ザ・デッド』(2013) - Mar Negro –
ブラジルの小さな漁村で起きた、ある夜の出来事を描く『シー・オブ・ザ・デッド』。綺麗な海の風景が出てくるのは最初だけで、ほぼ全編、赤と黒と茶色に染まった肉片に... -
『戦慄の絆』(1988) - Dead Ringers –
さーて、これは何が結合するのか?と思いながら興味ワクワクで観ていくと、、本作では“結合”がテーマではなく“分離”が主題だった。けれども!それには不安が伴いなかな... -
『血とバラ』(1960) - Et mourir de plaisir –
古めの吸血鬼映画特集ぼちぼち続いてます。今回は『世にも怪奇な物語/黒馬の哭く館』のロジェ・ヴァディム監督作。もう『血とバラ』なんてタイトルだけでクラクラしそう... -
『凍える夜に、盲目の殺し屋トポ』(2013) - Cold Comes the Night –
風貌が似ているものですから、『レオン』の年齢いったバージョンなお話かと思っていたら(また)違いました。主役は殺し屋トポというよりは、シングルマザーのクロエ。... -
『ハンズ・オブ・ザ・リッパー』(1971) - Hands of the Ripper –
“切り裂きジャック”のお話かと思ったら、ジャックの娘さんの可哀想なお話でした。その可哀想な話にオカルトとスプラッター、老いらくの恋を足してなお破綻しないストー...