Amazon製作海外ドラマのパイロット版があると知って早速いくつか観てみた。男臭いドンパチ系を観た後だったので、順番間違えたかなーと思いながらもつけてみると・・ ぃや、あなた、面白いじゃありませんか、この独特のすっとぼけ感!チョコレートの後に食べたくなるポテチみたいでした:-)
■ アメリカン・パトリオット(仮) - American Patriot (パイロット版/第1話) – ■
2015年/アメリカ
監督:スティーヴン・コンラッド
提供:Amazonスタジオ
出演:
マイケル・ドーマン(ジョン)
テリー・オクィン(父親)
カートウッド・スミス(上司)
マイケル・チャーナス(兄エドワード)
キャスリーン・マンロー
アリエット・オプハイム
2015年/アメリカ
監督:スティーヴン・コンラッド
提供:Amazonスタジオ
出演:
マイケル・ドーマン(ジョン)
テリー・オクィン(父親)
カートウッド・スミス(上司)
マイケル・チャーナス(兄エドワード)
キャスリーン・マンロー
アリエット・オプハイム
■解説:
AMAZON製作オリジナルドラマのパイロット・シーズンの一つ。今後、シリーズ化されるかはあなた次第?■あらすじ:
諜報員ジョン・タヴナーは、イランの核武装を阻止せよとの新しい任務を与えられ、アメリカ中西部の配管企業に一社員として潜入し、政府からの保護を受けない”非公式諜報員”として活動することを余儀なくされる。PTSDとの闘い、政府の無能ぶり、そして表向きの仕事における面倒事のせいで次々に手違いが重なり、任務の達成が危うくなる ―
(Amazon)
実はここ↓で誰でも視聴OKとなっている。
AMAZONパイロット・シーズン あなたの一票でシリーズ化!
この中でmomorexさんとして真っ先に選んだのは当然「エッジ ~ならず者(仮)」。
濃いですよー、まさしく。「ドンパチ+女+復讐+グロ」という復讐あってのドンパチ女ではなくて、グロドンパチ女あっての復讐劇ですから。ちなみに大きく映っている主人公役はショーン・ビーンじゃなくマックス・マーティーニ。アメリカドラマ「ザ・ユニット 米軍極秘部隊(2006-2009)」や、我らが『パシフィック・リム』で怪我したお父さん役をやっていた人(実は、あまりに若く見えるから気が付いていなかった・・・)。
これの後に続けて観始めた
オトボケ系スパイ・コメディ。コレ↑はまだマシな方。目つきがちょっと鋭いからね。
ギター持って唄っているのは自作のフォークソングで、今日さっきまで、まさしく遂行されたばかりの諜報任務の詳細な中身なのです。なぜそれを唄わずにいられないのか・・。残酷なコロシや悲惨な手口、そして失敗した事などなど、メンタルの弱い彼は唄わずにいられない。それは彼なりの鎮魂歌(あくまで自分に向けての)。
お話は、スパイ系お偉いさんの父親から時たま入る仕事を受けるエージェント・ジョンの日常。潜入したり、大事なものを届けたり、任務遂行のためには殺しも厭わずだったりで、ちゃかちゃか怖いことを進めてはいるものの、要所要所の詰めの甘さでミス続き。けれども父親はジョンの影の補佐役に兄エドワードも付けている手はずの良さ。コロシをした夜に涙目でフォークを唄うジョンを止めるのも兄の仕事だ。
まぁ、こんなオトボケスパイは前にもいたが、この独特のすっとぼけ感には病みつきになる魅力がある。父親と共に歌われるフォークソングにも何故か感動。彼らはホントにスパイ一家なのか、それとも精神を病むジョンの単なるセラピーなのか。この辺りは今後明らかになっていくことでしょう。
ともあれキーワードは
・非情
・どじ
・目立つ
・フォークソング
・でもスパイ
こんな感じ。
実はお父さん役のテリーさん。今までちょっと苦手だったんだけど、このドラマの彼はいい感じだ。
冒頭にも書きましたとおり、Amazonオリジナル作品の第1作目パイロット版は誰でも視聴OK。
AMAZONパイロット・シーズン
この機会にぜひ