いやはや、、、「ギニーピッグ」なんてものがあるらしい、というくらいの認識のまま今まで生きてきたのですが、今回アメリカ版リメイク作がレンタル開始されたということで借りてみました。あ、皆さんは別にとりたててわざわざ借りなくてもいいと思います・・・・(-.-)
■ アメリカンギニーピッグ - American Guinea Pig: Bouquet of Guts&Gore – ■
2014年/アメリカ/72分
監督・脚本:ステファン・バイロ
撮影:ジェームズ・バンバビー
2014年/アメリカ/72分
監督・脚本:ステファン・バイロ
撮影:ジェームズ・バンバビー
出演:
EIGHT THE CHOSEN ONE
スコット・ガビー
ジェームズ・バンバビー
ローガン・ラッセル・マーシャル
ケイトリン・ダイヤリー
■解説:
猟奇降臨大復活! ! 1980年代後半に発売されるや、センセーショナルな話題を振りまき、ホラーファンの間では伝説の作品となっている「ギニーピッグ」30年近くの時を経て、アメリカで製作されたのが本作「アメリカンギニーピッグ」である。見所はずばり! 超絶スプラッターシーン!■あらすじ:
アメリカの田舎町。2人の若い女性が2人の男性に誘拐された。女性は気がつくと、縛られかろうじて意識があるのみだった。そこに現れた3人の男性。ナイフやのこぎりなどが並べられ、悪魔儀式が始められようとしていた。男性は女性に薬を注射した。そして取り出したナイフで女性の手首を切り始めたのだった ―
(Amazon)
「ギニーピッグ」シリーズ(!)が日本産であることも知らなかった管理人momorex・・・
そう言えば「マンホールの人魚」みたいな作品にもこれが付いてたわ、と今更気が付いたのだが、もう遅い。え?え?という間に大勢の大衆に巻き込まれ、否応なく流されるまま移動するかのように、借りてみました本作です。
2014年制作の作品でありながら、1970年代のような雰囲気を醸し出すボロボロ、ざらざら、切れ切れのフィルム仕様。というのも、登場するマスクの男たちが嬉しそうに手持ちカメラで撮影しているテープがPOV形式のように映されているからだ。カメラを持つ男が複数いる事から、映し出されるテープによってそのビデオの表情も変わるという念の入れよう。
メディアが“テープ”という事から分かるのは、この悪魔の惨劇が行われたのは現代ではなく10年、もしくは20年以上前なのか・・・ 「テープが無くなった(´д`)」「B班、C班を用意しておいてヨカッタぞ!」みたいなノリがプロなのか、アマチュアなのか、不思議な異空間を醸し出すことに成功している。
衣服を切り刻む男に別のマスク男はのたまう。「下着は着けておけ。その方が興奮する」
ここで私は思ったね。靴下は無い方がいいんじゃないか・・?
ま、それは置いておいて、枕まで用意された清潔で素敵なベッドに神経筋遮断薬を注射された女性が寝かせられ、「ふっふっふっ。今から何が起きるか分かるか?お前たちは生け贄だ。そのために死ぬのだ」みたいな事を聞かされる。女性たちは身体が動かないだけで意識はあるから、さぁ大変。
“痛み”は感じるのかな・・・
ここからは下着だけにされた女性がただバラされていく映像が続きます。一応書いとくと、2人同時では無く1人ずつ念入りに、それもやり方を変えたりして彼らは非常に楽しんでいる。手首、眼球、腹、大腿・・・ ありとあらゆるパーツに刃物を入れられバラされていく映像をじっと見続けるのも私としてはアレなんで、ちょっとスマホを片手に持ったりしたり。それでもチラチラ見えてくる、ぼやけた古いテープに映るきつい映像は、それだけにかなりリアルで、「あ、作り物やん」と思いたくても自然に動く女性の目に「あれ、どうやって撮ってるんだろ」って考えたりして冷静さを保ったり…
この男たちの真の目的は分からないものの、この一種手慣れた感じから、今回が初めてでは無いことは分かる。こんな感じで本家・日本産は次々と制作されたというのか・・・
ギニーピッグ
製作時点における最先端の特撮技術を用いた、人体切断などの残酷描写を主眼としてスタートしたシリーズである。『ギニーピッグ1』『ギニーピッグ2』ではスナッフフィルムの再現を目指すなど、初期作品には主たるストーリーは存在しなかったが、後期の作品はドラマ仕立てとなっている。
・ギニーピッグ 悪魔の実験(1985)
・ギニーピッグ2 血肉の華(1985)
・ギニーピッグ3 戦慄! 死なない男(1986)
・ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん(1986)
・ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚(1988)
・ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド(1988)
・LSD -ラッキースカイダイアモンド-(1990)
(Wiki:ギニーピッグ)
製作時点における最先端の特撮技術を用いた、人体切断などの残酷描写を主眼としてスタートしたシリーズである。『ギニーピッグ1』『ギニーピッグ2』ではスナッフフィルムの再現を目指すなど、初期作品には主たるストーリーは存在しなかったが、後期の作品はドラマ仕立てとなっている。
・ギニーピッグ 悪魔の実験(1985)
・ギニーピッグ2 血肉の華(1985)
・ギニーピッグ3 戦慄! 死なない男(1986)
・ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん(1986)
・ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚(1988)
・ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド(1988)
・LSD -ラッキースカイダイアモンド-(1990)
(Wiki:ギニーピッグ)
ギニーピッグとザ・ギニーピッグで何が違うのか、新たな何かなのかはどれも観ていないので分かりませぬが、1989年に連続幼女誘拐殺人事件が起きたことにより、有害図書として世間から封印されカルトなシリーズになったことは間違いない。
とは言え、今の時代、観ようと思えば何らかの手はあるようで
ちなみに今回のアメリカ版は『ギニーピッグ2 血肉の華』のリメイクという位置づけであります。
ま、全然お勧めではありませんが、一応感想を書いてみました、一応ね(-ω-)