いやいや、こんなヒドイ映画を初めて観た(ほめてません)。女性が襲われて反撃、勢い余って殺してしまった男の仲間とのサバイバルバトル?悪いのはあなたでしょ、アビーさん。
■ 処刑島 みな殺しの女たち - Black Rock – ■
2012年/アメリカ/83分
監督:ケイティ・アセルトン
脚本:マーク・デュプラス
製作:ケイティ・アセルトン 他
撮影:ヒラリー・スペラ
音楽:ベン・ラヴェット
出演:
ケイト・ボスワース(サラ)
ケイティ・アセルトン(アビー)
レイク・ベル(ルー)
ウィル・ブーヴィエ(ヘンリー)
ジェイ・ポールソン(デレク)
アンセルム・リチャードソン(アレックス)
2012年/アメリカ/83分
監督:ケイティ・アセルトン
脚本:マーク・デュプラス
製作:ケイティ・アセルトン 他
撮影:ヒラリー・スペラ
音楽:ベン・ラヴェット
出演:
ケイト・ボスワース(サラ)
ケイティ・アセルトン(アビー)
レイク・ベル(ルー)
ウィル・ブーヴィエ(ヘンリー)
ジェイ・ポールソン(デレク)
アンセルム・リチャードソン(アレックス)
■解説:
無人島を舞台に男と女の生死を賭けたサバイバルバトルが展開するサスペンススリラー。(キネマ旬報社)
■あらすじ:
幼馴染みの親友2人の関係修復のため、週末無人島旅行を計画したサラ。最初はギクシャクしていたものの徐々に溝が埋まりつつあった矢先、突然男達3人が姿を現した ―
これってアリなのかなー。
親友に彼氏を寝取られ、その後、違う男性と結婚したものの上手くいかずに離婚。なんやかんやでイライラしていたアビーは無人島で初めて会った元兵士男性グループの一人を誘惑する。森の中に誘ってはみたものの、所詮は自分の女の魅力を試してみたかっただけ。相手が本気になるとは思わなかった。
「ストップ、ストップ!もうやめて!もう終わり!皆の所に戻ろう?やめて!やめてって言ってるでしょうっ!?」ガンって
でもまぁ、ここまではまだよかった。
この後、残る元兵士2人に3人共コテンパンに殴られ、ロープで繋がれ、「ごめんなさい、私のせいでこんな事になって..」と泣いて謝るアビーに「いいのよ。あなたのせいじゃない。あなたは悪くない」って・・・
ぃんや、あなたが全て悪いのよ。
「クソッ!ヘンリーを弄んだ上に殺しやがって」って怒る元兵士の気持ちもよく分かる。そのとおりだもんね。でもね、だからって何故またすぐに“殺してやる”になるんですか。いくら理不尽なことで不名誉除隊になったからといって、ここでこの女性達に八つ当たりしてもしょうがないじゃないですか
・・・って、こっちもイライラしてきた。
で、ここからは宣伝文句の通り、生死をかけたサバイバル・バトルの展開に。
ここで“元兵士”っていうのが効いてくるはずなんだけど、元兵士は鈍くさい。それほど広い島じゃないはずなのに逃げられた女達をなかなか捕まえられない。女グループには武器は無いから、そりゃ必死になるですよ。それでもいくら夜とはいえ、ギャースカ言いながら浜辺を行けば見つかりますわね。
そう言えば、なんで元兵士は“元”なのにライフルとか持ってるんだろう?あぁ、猟とか言ってたっけ。それにしては森に動物はいなかったけれどねっ。
と、こんな感じで素人vs素人のバトルは続き、ラストへ。
このラストも納得できないわ。友達の遺体は?何を“頑張った”感を出しながら港に戻って来てるのよ。格好良くも何ともない。
だって全てはあんたのせいでしょ。
コメント
コメント一覧 (3件)
きっと登場人物の誰よりもイライラしてたと思います^^;
初っ端のアビーさんに「へっ?」っとなってしまってからは、どうもこの戦いの意義が見いだせずに終わりました。
せめて親友の遺体を回収して欲しかったですよ。
ふじつぼさんの“貞子”に笑わせてもらいましたが、こういうのを「放ったらかしムービー」っていうんですね。また一つ語彙が増えました^^
だいぶお怒りのご様子で…。
そうですよねえ、やっぱコトの発端はアビーっちですわな。
そして、元兵士の追い詰め方もぬるいし~、さらにオチも
放ったらかしムービーの最たるものでしょうなあ。
全般的に投げやり感漂う作品でしたね。
処刑島 みな殺しの女たち 【映画】 = Sadako on the Beach
制作=2012年・米国 83分
えらい物騒なタイトルが付されてますが、例によってこれは勝手な邦題
でして、原題は『Black Rock』。舞台となる無人島が黒岩に見えるので
こういう題なんですかね。