『ニューローズホテル』(1998) - New Rose Hotel

クリストファー・ウォーケンにウィレム・デフォー!?これは面白いヘンなやつに違いない(・∀・)・・・と思ったのも束の間、あれ?あれ・・?今から?ここから?と観ている間に終わっちゃった。――終わってしまいました。

New-Rose-Hotel_movie1998_02
■ ニューローズホテル - New Rose Hotel – ■
1998年/アメリカ/93分
監督・ 脚本:アベル・フェラーラ
原作:ウィリアム・ギブソン
製作:エドワード・R・プレスマン
製作総指揮:アレサンドロ・キャモン 他
撮影:ケン・ケルシュ
音楽:スクーリー・D
 
出演:
クリストファー・ウォーケン(フォックス)
ウィレム・デフォー(X)
アーシア・アルジェント(サンディ)
アナベラ・シオラ
ジョン・ルーリー

解説:
「バッド・ルーテナント」「スネーク・アイズ」のアベル・フェラーラ監督が、「JM」などで知られるSF作家ウィリアム・ギブスンの同名短編をクリストファー・ウォーケン&ウィレム・デフォー共演で実写映画化。「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインで知られる天野喜孝、ミュージシャンの坂本龍一らも出演している。

あらすじ:
近未来の東京。ニューローズホテルに潜伏する男Xは相棒フォックスや謎の美女サンディらと組み、天才科学者ヒロシをヘッドハンティングして多国籍企業ホサカに売り込もうとしていた。計画は成功したかに見えたが、思わぬ展開が彼らを待ち受けており ―
(映画.com)

お話は案外単純で、ライバル企業を蹴落とすためのヘッドハンティングを生業としている怪しい二人組フォックスとX(エックス)。今度の標的は日本人科学者ヒロシ・イムリ。この彼を女の色香で籠絡し、卑怯な手で企業に売り込む。

こんな汚い商売をしているのが
New-Rose-Hotel_movie1998_13
クリストファー・ウォーケンとウィレム・デフォー。今回彼らの武器となる女がサンディ。サンディ役はダリオ・アルジェントの実の娘アーシア・アルジェント。
この彼女が綺麗なんですよー。彼女を観ていてこの映画は終わったと言っても過言では無い。
New-Rose-Hotel_movie1998_16
で、上記の彼らでしょ?全く美女と野獣の絵作りです。

物語は彼ら3人がヒロシを標的に動き出し、サンディがうまくヒロシを虜にする。けれどもヒロシが関わる研究所で事故が起きたため計画が頓挫。Xとフォックスは命を狙われる羽目になった上、サンディは行方不明。サンディを本気で愛し始めていたXは公私ともに不幸で不味い立場に。が、何故、研究所で事故が?いったい、誰の陰謀か?
――というようなお話。

筋の運びは彼らの会話で成り立っており、画面のほとんどが彼らの顔。でなければ妙な東京の一画で半裸のおネイサンたちの胸や腰が映ってる・・。なので研究所の事故もサンディの故郷も何も全ては台詞の上にあるのみ。ヒロシですら写真だけで本物は出てこない。だからと言って想像力も働かない。全てにおいて説明不足なのであります。
New-Rose-Hotel_movie1998_12

説明不足な作品なら他にも山ほどありますが、それはそれで想像をかき立てられ、あっちにこっちに振り回されてボヤッとしている間も無いものなんですが、こちらは案外片手間にも観られる手軽さ。最初は荒削りなデヴィッド・リンチ風かとも感じたけれど、不思議でもミステリーでも不気味でもなくて、どうやらそれは間違いであったらしい。せっかくの主役2人なのに・・・
New-Rose-Hotel_movie1998_17

それでも取るべき点があるとすれば、クリストファー・ウォーケンが怪演なのは当たり前として、ウィレム・デフォーが時にとても美男子に見える事があるところ。恋する男がそう見せるのか・・?確かにサンディは美しかったけれど
New-Rose-Hotel_movie1998_17

『○○○ホテル』っていうタイトルの作品は面白いものが多い・・と勝手に思ってたけれど、案の定間違っていたみたいね(-ω-)

ニューローズ ホテル [DVD]