『イントゥ・ザ・ストーム』(2014) - Into the Storm –

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B級風の使い古されたストーリーだというのに、そんなこと気にしてる暇が無いほど巨大竜巻が次々に!始まりの雹(ひょう)から超弩級巨大竜巻まで、全部ホンモノ!?にしか見えないスゴイ映像と迫力だった。また、あたり作品だー

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■ イントゥ・ザ・ストーム - Into the Storm – ■
2014年/アメリカ/89分
監督:スティーヴン・クエイル
脚本:ジョン・スウェットナム
製作:トッド・ガーナー
製作総指揮:リチャード・ブレナー 他
撮影:ブライアン・ピアソン
音楽:ブライアン・タイラー
 
出演:
リチャード・アーミティッジ(ゲイリー)
マックス・ディーコン(ドニー)
ネイサン・クレス(トレイ)
サラ・ウェイン・キャリーズ(アリソン)
マット・ウォルシュ(ピート)
アリシア・デブナム=ケアリー(ケイトリン)
アーレン・エスカーペタ(ダリル)
ジェレミー・サンプター(ジェイコブ)
リー・ウィテカー(ルーカス)
カイル・デイヴィス
ジョン・リープ

解説:
かつてない巨大竜巻が街を破壊し、人々を恐怖に陥れるさまを臨場感あふれる迫力の映像でリアルに再現していく体感型パニック・アドベンチャー。主演は「ホビット」シリーズのリチャード・アーミティッジ。監督は「ファイナル・デッドブリッジ」のスティーヴン・クエイル。

 
あらすじ:
アメリカ中西部の街シルバートン。この日、ゲイリーが教頭を務める高校では卒業式が行われようとしていた。一方、竜巻の撮影に執念を燃やすピート率いるストーム・チェイサー・チームのメンバーで気象学者のアリソンは、シルバートンの気象状況にかつてない巨大竜巻の可能性を見出す。さっそく一行は、特別仕様の装甲車を駆って現地へと向かう。そんな中、ついに想像を絶する巨大竜巻が発生し、シルバートンの街を襲う。卒業式を中断し、避難する生徒や父兄の誘導に追われるゲイリー。やがてその中にいるはずの息子ドニーの姿がないことに気づくが ―

(allcinema)


 
のどかな地方の街。高校の教頭先生である父親と高校生の兄弟。お母さんは亡くなっており、父親と兄は少しギクシャク、弟はあっけらかん系。彼らの街に気象情報に基づいて訪れたのはストーム・チェイサー(竜巻を追っかけて、迫力のある映像を提供したり売る商売)。今日は高校の卒業式だったが、大きな嵐が近付いていたのだ。
 
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ツンデレの竜巻はなかなか現れないのだが、雲が近付いた途端、いきなり大きな雹が降り始める。そして分厚い雲からロート状の雲が地面へと伸び竜巻が発生。最初は細長いものが1本、もう1本。下にあるものを破壊しながら動き、消える。雲が晴れ安心したのも束の間。すぐに分厚い雲が現れ1本、2本、4~5本以上もの複数の竜巻が大暴れし街を破壊していく。しかし今回の竜巻現象はこれで収まらなかった。未だかつて見たことの無いような、直径3kmを超える巨大な怪獣が今まさに現れようとしていたのだ ―
 
いやもうね、ゴルフボール大の雹が降り始めたところで、もう目が釘付けに。だってちゃんと辺りは暗く曇っているんですよ?雹がどんどん落ちてきて道路は音を立てて濡れていくし。雨なのになんで晴れてんの?っていう、よくあるホース雨じゃ無いんですよ。
もうこのホンモノみたいな映像から、この竜巻映画は只者じゃ無いぞ、と。
 
Into_the_Storm-movie2014_26細ーく不気味に現れ降りてくる竜巻。こんな地域だから学校にもシェルターがあり、避難方法も徹底されている。それでも竜巻が直に襲う場所では、下から吹き上げる強風に巻き上げられ、車も人も建物も根こそぎ持って行かれてしまう。そんな中、上の息子の安否が分からなくなり、弟を連れて探しに出る父親(教頭である彼は学校の皆は置き去りにした・・・。校長はいたけど・・・)。
 
そんな彼らとストーム・チェイサー・チームが出会い、まー、このへんの話はいつもの我儘あり、助ける者あり、死ぬ者あり、なんですが、彼らが真っ直ぐ向かっていく竜巻の大きさと破壊力の映像はスゴイ!竜巻そのものに火の手が上がり、潰され巻き上げられる建物や車、停めてある飛行機さえも巻き上がる(当たり前か..)。
最後の竜巻は超巨大なものだったので、マンホールの下、地下に逃げ込んでも無事にはいられない。マンホールの蓋を飛ばした風速100メートルを超える風は、内部まで吹き込み大暴れする。
 
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ストーム・チェイサー・チームの特別装甲車「タイタン」でさえも歯が立たないほどの巨大竜巻。・・・いつも思うんだけど、どうして竜巻がくる街の住民は引っ越さないんだろう?竜巻が来る度に家を、街を再建しなくてはならないのに。でもこの街にあるのは家だけじゃないんですよね。何世代も前から住んでいて畑や工場や、生活の糧がある。やっぱり簡単には引っ越せないわね…
 
ここ数年は日本でも言われていることですが、この映画の気象学者も言っていた。一生に一度、出会うかどうかのストームが毎年起きる。地球規模での異常気象が続いている ―