『GODZILLA ゴジラ』(2014) - Godzilla –

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チャー、チャチャチャチャッ・・・・・ゥガオォォーーー そんなに詳しいわけではないのですが、このツンデレ感、自分の目的を達成した後はさっさと海に帰っていく感じは元祖「ゴジラ」に近いのではないでしょうか!?

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■ GODZILLA ゴジラ - Godzilla – ■
2014年/アメリカ/123分
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:マックス・ボレンスタイン
原案:デヴィッド・キャラハム
製作:トーマス・タル 他
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー 他
撮影:シーマス・マッガーヴェイ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
 
出演:
アーロン・テイラー=ジョンソン(フォード・ブロディ)
エリザベス・オルセン(エル・ブロディ)
ブライアン・クランストン(ジョー・ブロディ)
ジュリエット・ビノシュ(サンドラ・ブロディ)
渡辺 謙(芹沢猪四郎博士)
サリー・ホーキンス(ヴィヴィアン・グレアム)
デヴィッド・ストラザーン(ステンツ司令長官)

解説:
日本が世界に誇る怪獣キャラクター“ゴジラ”を、ハリウッドがワールドワイドな実力派キャスト陣の豪華共演で映画化するアクション大作。出演は「キック・アス」のアーロン・テイラー=ジョンソン、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のエリザベス・オルセン、「インセプション」の渡辺謙。監督は低予算SF「モンスターズ/地球外生命体」が世界的に評判を呼んだハリウッド期待の新鋭、ギャレス・エドワーズ。

 
あらすじ:
1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士とグレアム博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。ジョーは、いまも原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。彼は真相解明のためにはかつての実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び立入禁止区域への侵入を図るが ―

(allcinema)


 
でも全体としてはコレではないでしょうか?――→「君も米軍に入らないか(白い歯キラっとポスター)」・・・ということは置いておいて、、、
 
Godzilla-movie2014_15-2日本の研究施設で長年調査されてきた巨大な繭が羽化して現れた巨大(コウモリ型)生物ムートー。一通り暴れたムートーは施設からハワイ方面に存在感を大々的に示しながら飛び去る。
だが地球には古代の昔よりそのムートーの天敵である怪獣王ゴジラが存在していた。最後に姿を見せたのは60年前の1954年だったが、施設の芹沢博士はムートー排除のためゴジラも再び現れる、と推測する ―。
 
ゴジラと人類の戦いかと思っていたので、ムートーなる巨大生物が現れてびっくりした。が、ちょいと調べてみると第1作1954年『ゴジラ』はゴジラだけが登場し、人間界に殴り込みをかけたが、2作目以降は他の大怪獣も登場。彼らの喧嘩に人間が巻き込まれる形に。
  1作目Wiki:ゴジラ(1954年)
  2作目Wiki:ゴジラの逆襲(1955年)
 
ということでリブートされた2014年『ゴジラ』は2作目以降の作品を踏襲されていると思われる。要するに怪獣たちの喧嘩に人類が巻き込まれる。
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舞台は日本からハワイに移り、さらに移動してムートー2匹とサンフランシスコで決戦に。
元々はムートーの繭を日本の研究施設が隠し持っていたのが原因とも。それもこの繭を原発施設に隠していたからさぁ大変なのだが、そもそもこの原発施設にアメリカ人がたくさん勤めていることに違和感が。さらに1999年、地震が起きてこの日本の原発施設が崩壊した途端、米軍の管理下に置かれたことに大きな疑問が・・・。
 
Godzilla-movie2014_09-2だが仕方ない。これはアメリカの映画なのだ。
芹沢博士の存在感は適当に、ここからは米軍が一切を監視、地球防衛に当たる。
カッコいいですよ。特にスカイダイビングするところ。主人公の男前フォード・ブロディ大尉がなんで別の部隊にくっついていけるのかはちょっと疑問だけど。それと!疑問と言えば怪獣をやっつける最後の手段、核ミサイルの扱いがあまりにも軽すぎる。列車での移動時に見張る人員は少ないし、数名でごろごろってねー。
 
でも仕方ない。これは怪獣映画だ。
こだわりのあまり無い自分にとっては、この作品の“ゴジラ”はとても基本に忠実なのではないか?と思える。見た目の造形もそうだが、咆哮もいい!あの大きいようで小さな口を思いっきり開いて“ゥガオォォーーー!”って(日本版ゴジラにある最後のひねり“ガオ”は無いけどね)。
Godzilla-movie2014_13-2
 
最近の怪獣映画では『パシフィック・リム』に異様に燃えたけれど、イェーガーとゴジラが戦ったらどうなるだろう…
リブート『ゴジラ』は続編が決まってますよ。
あ!それと!ブルーレイをレンタルしたんですが、怪獣たち登場場面では、うちの5.1のウーハーがびりびり震えるほどの音が入ってました。すーごく気持ちよかったー
 

 
 

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コメント

コメント一覧 (12件)

  • 「GODZILLA ゴジラ(2014)」 ゴジラっていうよりガメラな感じ

    海外で「ゴジラ」が映画化されるのは、ローランド・エメリヒッヒが監督した1998年

  • 今回のゴジラは、momoさんの言うとおり、基本に忠実に踏襲して作られていますね☆
    前回、製作されたハリウッド版ゴジラはイマイチ感がハンパなかったです(笑)

    リブート版ゴジラの続編期待大です♪

    • tagooさん こんにちはー
      ゴジラそのものについては、基本に忠実だなって思いましたね^^
      喧嘩するだけ喧嘩して休憩した後、とっとと帰って行く感じにとても好感が持てました。
      ただ渡辺謙さんの無駄遣い感が勿体ないような、、、 ただの独り言博士でしたもの
      続編での活躍を期待いたします!

  • 確かに怪獣ものというよりは、「米軍もの」な感じのする映画ではありました。
    肝心のゴジラさんの登場時間もそう多くないですしね…
    けれどもこれは1作目。大物は最初はちょっと顔見せ程度ということで、2作目に期待です。怪獣が複数登場みたいですし、今度は眠れないほど五月蠅いかもしれませんよ。
     
    それよりも「アンギャ~!」ですか..
    「ゥガオォォーーー!!」は違うとは思ったんですが言葉で表現するのが難しくって・・・
    「アンギャ~!」かー・・・(._.) φ メモメモ

  • 『GODZILLA ゴジラ』(2014) ~看板に偽りあり?~

    2014年/アメリカ/123分
    監督:ギャレス・エドワーズ
    出演:アーロン・テイラー=ジョンソン
       渡辺謙
       ブライアン・クランストン
       エリザベス・オルセン
     
    ■概要
    原題は『Godzilla』。日本が誇る怪獣映画をハリウッドがリブートした、2014年のSF怪獣映画です。監督は『ゴジラ』シリーズの大ファンだと公言している、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス…

  • 上映時間の半分ぐらいが実は睡魔との闘いと相成っておりまして、
    ホントいうと細かい部分はあまり覚えてないんですよね(笑)
    もういちどDVDで観直してみようかな?
    でもどうでしょう?
    いちばん盛り上がるゴジラが「アンギャ~!」と吠えているところで、
    コックリコックリしておりましたから(笑)

  • 私も54年の本家ゴジラを観てみたいなー、と思っていました。
    するとどうでしょう?
    おそらく昨年夏にCSでゴジラ特集が組まれていたんでしょう。1作目を録画してありました(^^ 私も近いうちに観てみようと思います。
    でもどうしてなんでしょうか。大怪獣が暴れると血が騒ぐのは。日本人に埋め込まれたDNAかなんかでしょうか?

  • コメント&TB ありがとうございました。
    ゴジラの初雄叫びと初熱線発射は興奮しちゃいました。
    引っ張るだけ引っ張った甲斐がありましたね。
    パシフィックリム然り、巨大物体が画面狭しと暴れまわると楽しいです。
    夜じゃなければ尚良かったのですが(笑)
    実は本家ゴジラ一作目を観たことのないにわかなので、近い内に観てみようと思っています。

  • GODZILLA ゴジラ(2014)

    GODZILLA
    2014年
    アメリカ
    123分
    アクション/アドベンチャー/SF
    劇場公開(2014/07/25)
     
     
     
    監督:
    ギャレス・エドワーズ
    『モンスターズ/地球外生命体』
    出演:
    アーロン・テイラー=ジョンソン:フォード・ブロディ
    渡辺謙:芹沢猪四郎博士
    エリザベス・オ…

  • GODZILLA ゴジラ[2014]

    映画館鑑賞。
    原爆と核実験の象徴から、善悪を超越した存在として描かれている、ゴジラ。ただの大怪獣でもない。
    前情報がでてから、ゴジラのビジュアルと設定がとかく気にかかっていました。前作・ハリウッド版の「GODZILLA」は、単なる怪獣映画と化してしまっていたので。日本人が納得するゴジラではなかったのだった。本作はどうだろう。圧倒的な自然の驚異という設定で(一応は)安心した。(ゴジラさん少…

  • 博士2人はほとんど独り言を呟いているだけの存在に感じました。
    が、「芹沢博士」は54年の第1作にも登場しているんですね!もちろん重要な役どころで。Wikiのストーリーを読む限りではとても興味深い内容で、観てみたくなりました。
     
    ハリウッドリブートの次作は仰る通り登場怪獣が増えるみたいですね。どこまでもゴジラと怪獣の戦いをメインに、人間はただ見ているだけしかない・・・みたいな展開を望みます^^

  • こんばんは。
     
    もうDVD出てるんですねー、なんて早いんだろう・・・(ーー;)
     
    たしかに今思い返すとわたしも渡辺謙の存在意義って殆ど無かったんじゃないかという気もしていますが、果たして続編ではどんな扱いになるんでしょうかね~(そもそも出演するのかどうか)
     
    今度は登場する怪獣も一気に増えるという噂ですから、楽しさもよりアップすると相変わらず期待はしています(^^)

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