『ウォーム・ボディーズ』(2013) - Warm Bodies –

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人間とゾンビが敵対する中、人間の女の子に恋してしまったゾンビ青年物語。遠目のポスターを見て、またあの吸血鬼青年が(同じような映画に)出てるのか?と思っていたら、違ってた でも相手の女の子はちょっと似てるんだよねー。いつもの管理人には似合わないロマンスものレビュー。実は「ロミオ+ジュリエット」大好き。
 

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■ウォーム・ボディーズ – Warm Bodies -■
2013年/アメリカ/97分
監督:ジョナサン・レヴィン
脚本:ジョナサン・レヴィン
原作:アイザック・マリオン
  「ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語」
製作:デヴィッド・ホバーマン 他
製作総指揮:ニコラス・スターン 他
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
音楽:マルコ・ベルトラミ 他

出演:
ニコラス・ホルト(R)

テリーサ・パーマー(ジュリー)
ロブ・コードリー(M)
デイヴ・フランコ(ペリー)
アナリー・ティプトン(ノラ)
ジョン・マルコヴィッチ(グリジオ大佐)

解説:
 「マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生」「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョナサン・レヴィン監督が人気YA小説『ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語』を映画化し、全米で予想を超えるスマッシュ・ヒットとなった青春ゾンビ・ラブコメディ。人間の女の子に恋した純情ゾンビ青年の一途で不器用な禁断の恋の行方を、ユーモラスかつハートウォーミングに綴る。主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「ジャックと天空の巨人」のニコラス・ホルト。ヒロインには「明日、君がいない」「アイ・アム・ナンバー4」のテリーサ・パーマー。共演にロブ・コードリー、ジョン・マルコヴィッチ。(allcinema)
 
あらすじ:
近未来。街にはゾンビがあふれ、わずかに生き残った人間は高い壁を築いた砦の中で暮らしていた。ある日、物資調達のために砦の外に出た若い人間チームがゾンビの集団に襲われる。そのゾンビの一人、青年“R”は人間チームの一人の女の子ジュリーに思いもよらず心をときめかせてしまう ―


Warm Bodies_18この映画のゾンビは大きく2つに分かれていて、1つは昔ながらの「ゾンビ」だけれど、腐食度は低めで、のんびりしているように見える。もう1つは「ガイコツ」と呼ばれる見た目もガイコツそのものの凶悪なグループ。こちらは人間離れした野獣のようなスピードで動くことが出来、ゾンビまでも襲う。
どちらにも共通するのは、人間は食料だということと、徒党を組んで行動する知能が残っていること。
(元)青年の“R”はゾンビの一人で、その日も仲間と組んでのっそりと人間狩りに出かけた。そこで銃を持って物資調達に来ていたジュリーに出会う。人間を襲いながらも、チラッチラッとジュリーを盗み見。完全に恋してしまったのです
 
もう一つ、ゾンビ達には特技があって、食べた人間の脳に残る記憶を追体験出来る。Rがジュリーを見ながら食べていたのがジュリーの恋人だったことから、すっかり彼女を自分の恋人にしたくなってしまったR。このゾンビと人間の惨劇の中からうまくジュリーを逃がし、匿うことにした。ここからRとジュリーの恋が始まる。
 
Warm Bodies_19こういった事からも分かるように、多少の差はあれゾンビ達には若干の感情が残っている。話すことはほとんど出来ないけれどRの中の人は普通に感じ、行動することが出来る(ゾンビ仕様で)。砦に帰ってしまったジュリーを追って、人間の巣窟に恐怖も忘れて忍び込むR。この場面では「ロミオ+ジュリエット」さながらに、バルコニーに現れるジュリー。その後、仲良く池に飛び込むシーンも。
 
Rがジュリーと交流を交わし始めた時、Rの心臓が1回、ドクッと鼓動。そんな2人の触れ合いに感化され、他のゾンビ達の心臓も鼓動し始める。このあたりの描写は、まるで白雪姫の毒リンゴが王子の口づけでポロッと取れたみたいなファンタジーな感じ。
こうなるとゾンビはゾンビで無くなって、人間との境界も曖昧に。そして共通の敵はガイコツになる、と。
 
いつの時代も、敵味方関係無く柔軟な若者と、頭コッチコチの大人。その頭を溶かすことに成功し、新たな時代を築くことに成功したお話でした。
Warm Bodies_28 こんな所にもマルコヴィッチが
 
とか一杯使ってミーハーした記事を書くはずだったのに、無理だったみたい ナンデカネー