『クライムダウン』(2011) - A Lonely Place to Die –

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ホラーと勘違いして観始めたけれど、これは拾いものだった。善良な5人の登山家が地中に埋められた少女を発見したことから、銃を持つ男達に追われるサスペンス。命をかけたスコットランド高山での逃亡劇から、舞台は山の麓の小さな町へ。それでも銃の男達は執拗に彼らを追いかける。息もつかせぬサスペンス逃亡劇ですよ。

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■クライムダウン - A Lonely Place to Die -■

2011年/イギリス/100分
監督:ジュリアン・ギルビー
脚本:ジュリアン・ギルビー、ウィリアム・ギルビー
製作:トビー・リチャーズ 他
製作総指揮:マーク・フォリーニョ 他
撮影:アリ・アサッド
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
出演:
メリッサ・ジョージ(アリソン)

エド・スペリーアス(エド)
アレック・ニューマン(ロブ)
イーモン・ウォーカー(アンディ)
ショーン・ハリス(キッド)
カレル・ローデン
ケイト・マゴーワン
ゲイリー・スウィーニー
ホリー・ボイド(アナ)

解説:
山中で発見した少女の救出をきっかけに思いもよらぬ事態に巻き込まれていく5人の登山家の運命を描くサスペンス・アクション。製作総指揮は「英国王のスピーチ」のマーク・フォリーニョ。出演は「30デイズ・ナイト」のメリッサ・ジョージと「エラゴン 意志を継ぐ者」のエド・スペリーアス。スケールの大きい登山ロケを敢行、雄大な山岳地帯の迫力ある映像もみどころ。
 (allcinema)
 
あらすじ:
アリソンら5人の登山家はスコットランド高地へ入山、険しい山頂へのアタックを準備していた。2日目、地面に突き刺さるように設置されたパイプを発見、かすかな叫び声を耳にする。急いで土を掘り返した5人は、地中に埋められた箱の中に少女を発見。警察に通報するため下山を決めた彼らだったが、銃を持つ追跡者が現れ-


どうして人は山に登るのだろう。
だって、危ないじゃないですか… ぁああーーーーっ! だから言わんこっちゃない・・
ということで、ロッククライミングで散々ハラハラさせながらのオープニング。ここからどうやってホラー展開に?と考えていた自分だったが、地中に少女を発見したあたりから、違うことに気付く..。
 
A Lonely Place to Die_12ペットボトルの水と一緒に箱に入れられ埋められていた少女。ハハ~ン、これは誘拐だな?と考えたのは登山家達も一緒だったみたい。
5人の中には犯人が戻ってくるのでは?と危険視する人もいたけれど、それは母性と良心が言い負かして、少女を連れて下山することに。しかしここは高い山の上。大回りをするか、難所の壁を降りるかで話し合った結果、2チームに分かれることになった。早く出発しなければ、犯人が戻ってくるぞ!と言う間もなく、誘拐犯達はすぐそばに迫っていた。
 
A Lonely Place to Die_24雄大な自然の中で、緊張と余裕を感じさせるクライミングから、山の中を走り逃げる逃走劇に。登山家達は山のプロだが、犯人の男達も慣れているらしく銃を持って追ってくる。このあたりのハラハラも良く出来ていて、隠れてうまくかわしたと思えば、見つかり容赦なくライフルで撃たれる。木立の中を駆け抜け、川に落ち流される。
アスリートの体力に敬服するばかりだが、崖を降下している時に綱を切られたんではひとたまりも無い。
メンバーを失いながらも、山裾の町に到着。警察に駆け込み、一安心した一行だったが、誘拐犯達はなおも執拗に追ってくる。だってこの少女は金のなる木だから、失うわけにはいかない。
 
A Lonely Place to Die_15そこへ、誘拐された被害者側の一団も町に入り三つ巴に。やたら騒がしい祭が行われる中で、誘拐犯と被害者の駆け引き、少女を助けたい一心で逃げ回る登山家。
善良な心がここまで登山家を行動させたが、少女の父親は皮肉としか言えない立場の人間で、一言では感想を言い表せないラストが待っている。少女を助けるために失った代償は大きすぎた―。
 
たまたま見つけた作品だったけれど、じっくり見せるところは見せる、面白い設定のサスペンスでした。
(犯人の一人は「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」のミケロット↑)