『悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』(2013) - Texas Chainsaw 3D –

entry-image_272
『悪魔のいけにえ(1974)』の正統派続編。1986年の2、1990年の3は観たことがあったのかどうかさえ覚えていないが、リメイク『テキサス・チェーンソー』シリーズは結構好き。・・と、かなり作品が入り乱れてますねー、整理しないと。
 
TexasChainsaw(2013)_00
■悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 - Texas Chainsaw 3D -■

2013年/アメリカ/94分
監督:ジョン・ラッセンホップ
脚本:キルステン・エルムス 他
原案:アダム・マーカス 他
原作:キム・ヘンケル、トビー・フーパー
製作:カール・マッツォコーネ
製作総指揮:マーク・バーグ 他
撮影:アナスタス・N・ミコス
音楽:ジョン・フリッゼル
出演:
アレクサンドラ・ダダリオ(ヘザー・ミラー)
ダン・イェーガー(レザーフェイス)
トレイ・ソングス(ライアン)
スコット・イーストウッド(カール)
タニア・レイモンド(ニッキー)
ショーン・サイポス(ダリル)
ケラム・マレッキ=サンチェス(ケニー)
トム・バリー(フーパー保安官)
ビル・モーズリー(ドレイトン・ソーヤー)
ジョン・デュガン(グランパ・ソーヤー )
ガンナー・ハンセン(ボス・ソーヤー)

解説:
人の顔の皮を被り電動ノコギリをふりかざす殺人鬼“レザーフェイス”の強烈なインパクトで、その後のホラー界に大きな影響を与えたトビー・フーパー監督によるスラッシャー映画の金字塔「悪魔のいけにえ」の続編として製作された3Dホラー。前作の直後、町の住民によって抹殺された殺人一家で唯一生き残った赤ん坊が成長し、再び町で惨劇が繰り広げられるさまを、最新3D映像によるハードなバイオレンス描写とともに描き出す。主演は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のアレクサンドラ・ダダリオ、監督は「テイカーズ」のジョン・ラッセンホップ。

あらすじ:
1973年8月18日、テキサス州ニュート。レザーフェイスから生き延びた少女の通報により、ソーヤー一家の凶行を知った町の人々は怒りを爆発させ、屋敷を焼き払い一家を抹殺する。しかしその時、赤子のヘザーだけは秘かに連れ去られていた。時が経ち、スーパーの精肉店で働くヘザーのもとに1通の手紙が届く。そこにはヘザーの知らない実の祖母の死と、遺産を彼女が相続することになった旨が記されていた。養父母が伏せていた自らの出生の秘密に興味を持ち、恋人や友人たちと祖母が遺した屋敷へと向かうヘザーだったが-
 (allcinema)


The Texas Chain Saw Massacre(1974)_1一連の「悪魔のいけにえ」作品の何が一番怖くてイヤかと言うと、レザーフェイスその人もだけど、それよりイヤなのがソーヤー一家。家族なんですよね。テキサスの田舎で産まれたときから醜く、知能障害のあるジェド(レザーフェイス)を意のままに動かす家族。食肉工場での仕事を無くしたジェドが、肉切り包丁をチェーンソーに持ち替えて暴れ回るのを後押しし、旅人を襲っては食糧とする恐怖の一家。加えて、身体が大きく他人の顔の皮を被り、善悪の区別が付かないレザーフェイスの恐ろしさは、まるで大きな熊に襲われたときのようで残酷なほどに絶望感が襲う。
 
BuffaloBillところで「他人からはがした皮膚を被る」サイコが出てくる映画は他にも『羊たちの沈黙』などがある。レザーフェイスが醜い顔を美しく見せるため(?)被ったのに対し、『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビルは「女性になりたい」という妄想の果ての行いだった。(これらのモデルとなったのは猟奇殺人者エド・ゲインであることは有名だが、『悪魔のいけにえ』の監督トビー・フーパーは基本的には否定している。)
「世間と隔絶した家の中で行われる母親の厳しいしつけ」や「父親による度重なる虐待」などの理由もなく人を襲い、執拗にどこまでも追いかけてくるレザーフェイスには心の葛藤など何も無い。標的にされたら最後・・・。

 
TexasChainsaw(2013)_13さて、今作のオープニングは『悪魔のいけにえ』のラストで唯一逃げ延びたサリーが警察に駆け込み、パトカーがソーヤー家に急行するところから始まる。家に立てこもったレザーフェイスを含む恐怖のソーヤー一家。・・あれ?なんか普通の人達だ へんなじいさんや太ったばあさん、それに警官のなりをした親父もいない(『テキサス・チェーンソー』と一緒くたになったのか)。
???となっているところに、同じくソーヤー家に駆け付けた地元の自警団もどき。警察の制止も聞かずに発砲、火炎瓶を投げつけて家ごと燃やしてしまった。家は跡形もないほど燃えて無くなったが、小さな赤ちゃんだけが生き延びた。そしてレザーフェイスはあのガラガラッと閉める鉄の扉の中に―。ガラガラッと閉める鉄の部屋は焼け跡に見えなかったが―。
 
TexasChainsaw(2013)_14本作の邦題「レザーフェイス一家の逆襲」とは、じゃあ一体誰が?などと考える間もなく、時は20年ほど経ち、生き延びた赤子ヘザーが登場。養父母に育てられ美しく育った彼女は、自身の秘密を知るよしも無い。そこに届く1通の手紙。それは実の祖母死亡による遺産相続に関するものだった、と。そしてヘザーは友人達と共に忌まわしいテキサスへ向かい、恐ろしい目に遭う。
ここで、何故、祖母は豪邸に住んでいるお金持ちだったのか?という疑問がもたげたが、祖母の名前が「ヴァーナ・ソーヤー・カーソン」だったから、結婚してこの人だけお金持ちになっていたんだね。焼け落ちたぼろ屋のじいさんとは離婚でもしたのか?それとも娘か?このあたりがちょっと分かりにくかった(どうでもいい?スミマセン)。
 
前置き長かったですが、ここからが正真正銘「悪魔のいけにえ」の幕開け。
1人でそんなところに行っちゃいけないよー、あー、来るよ来るよ、え?来ない?・・・キターーーで、ばんばんスラッシャー描写が飛び出します。ゴキッ、ゴキッ、ガンッ、ガンッ、グチャッ ギ~~~~ンと続く続く。前日に観た『サイレントヒル: リベレーション』とかその他C級ホラーで欲求不満がたまっていたから、もうそれは爽快になるほど、驚き、びくつき、恐怖できる。
なんだろうなー、この爽快感は!変な理屈をこねくり回さないからか?あー、スッキリしたー、いいもの観たわーと思っていたら、、、結構ラストに今までと違う雰囲気が織り込まれる。
そして続編へ―  (おそらく)
 
 
殺人一家」もの作品は色々とあるけれど、一番怖くて、ホントにありそうで、お気に入りなのは「Xファイル S4-2:Home」ですねー。この系統では今でも語りぐさになっている(うちの家で)。オススメですよー。
XFiles_4-2_home_03 XFiles_4-2_home_01 XFiles_4-2_home_07
 
 

「悪魔のいけにえ」作品一覧
 
悪魔のいけにえ(1974) → 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013)
↓  ↓
↓  悪魔のいけにえ2(1986)
↓  ↓
↓  悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲(1990)
↓  ↓
↓  悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス(1995)

【リメイク】テキサス・チェーンソー(2003)
      ↓
 テキサス・チェーンソー ビギニング(2006)