『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』(2006) - All the Boys Love Mandy Lane –

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なんて扇情的で挑戦的な邦題でしょう!と言うわけでスカパー「FOXムービー プレミアム」で放送していたので観てみました。一応ホラー枠だったんですよね。よくある学園ホラーかと思ったんだけど、学校内が舞台ではありません。『ピクニックatハンギング・ロック』みたいな美少女とサイコの掛け合わせ。B級と言えばそれまでだけど、なんか引っかかる。
 
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■ マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生 – All the Boys Love Mandy Lane – ■

2006年/アメリカ/90分
監督:ジョナサン・レヴィン
脚本:ジェイコブ・フォーマン
製作:キース・コルダー 他
撮影:ダーレン・ジェネット
音楽:マーク・シュルツ
出演:
アンバー・ハード (マンディ・レイン)
マイケル・ウェルチ(エメット)
ホイットニー・エイブル(クロエ)
エドウィン・ホッジ(バード)
アーロン・ヒメルスタイン(レッド)
ルーク・グライムス(ジェイク)
メリッサ・プライス(マーリーン)
アンソン・マウント(ガース)

解説:
トレーラーが公開されるや、アンバー・ハードの美貌と煽られる恐怖感に期待の声が多数あがった話題作!前半のティーンムービーの様子から一転、若者が次々と惨殺されていく恐怖の展開と、衝撃のラストは必見! (amazon)
 
あらすじ:
どんな手を使って誰に誘われてもなびかない、学園一の美少女マンディ・レイン。そんな彼女が友人の別荘パーティーに誘われ、参加することを承諾する。テキサスの農場に到着した男女6人は酒やゲームで楽しい時間を過ごしていたが、やがて一人、また一人と姿が消えていく-


FOXムービー プレミアムチャンネルでは、以前の「ホラーTV」の事を時々思い出してくれるようで、その流れをくむB級テイストの素敵な作品が時たま放送される。この作品もホラー特集で最近放送されていたけども、ホラーというよりはサイコサスペンスな内容。
 
All the Boys Love Mandy Lane_13主人公は誰が口説いてもなびかない、ミステリアスな美人高校生マンディ。友人は一応いて、酒にドラッグに不埒な異性交遊などと、今時のはっちゃけた高校生達。そんな彼らが何とか口説き落とそうとマンディを誘って男女6人で1人の男子の別荘である田舎の農場に遊びに行く。携帯も通じないような田舎の大きな屋敷で、彼らは相も変わらずパーティー三昧を決め込むが、ある夜(というより最初の夜)、まず女子が1人行方不明に。そして取りあえず捜しに出た男子1人も帰ってこなくなる。さすがに心配した残りの面々は、管理人の男に声をかけ、皆で探そうということになるが、そこで発砲音が。そして発砲した主は着実に残りの皆を標的に襲いかかってくる―
 
All the Boys Love Mandy Lane_11というような割と単純なストーリー。しかしやたらとマンディの美しさを見せつけるカットの多いこと。上を向くマンディ、髪をおろしバサッとするマンディ、泳ぐため服を脱ぐマンディ、、。これはアンバー・ハードのPVですか。
どんな男子に言い寄られようとも、絶対落ちないマンディが、グループの女子クロエにはやたら親切で意味深な眼差しを向けたりして、意味があるのか無いのか分からないシーンまである。
カメラはゆっくり、時にストップ、また動き出すというような変わった演出。舞台が農場というのもあって、古い作品のような感覚が。しかしサイコな殺人者に追われているという状況で、そこに銃声が鳴り響く。マンディはどんどん血まみれに。
 
All the Boys Love Mandy Lane見所は最後の女子が殺られるところ。倒れた彼女を前景に奥では犯人が立っている。少しぼやけて映る彼女はぴくぴくしているのが分かり、なかなかリアル。実際、この娘が一番頑張ったように思うよ。生き残れよーって応援していたんだけどもね…。
犯人の動機ははっきりしない。強いて言うなら、こんなピーマン高校生達を日頃から憎んでいたのかな、と。まぁ、サイコな殺人鬼というのは、他人にはその理由はほとんど理解できないし、元からとても自分勝手なものなのでしょうが。
 
お馬鹿な高校生、ミステリアスな美女、残虐なサイコキラー、大人の男性への憧れ、女子同士の・・?いったい何が言いたかったのか… 不思議な作品だ。
それにしても、ホントにアメリカの高校生ってこんなんなのでしょうか?そっちが怖いわ
ではまた