「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-/TV) - Game of Thrones –

この冬、一番楽しみにしていた海外ドラマがスター・チャンネルでとうとう始まった。
米作家ジョージ・R・R・マーティン原作「ファンタジー小説シリーズ 氷と炎の歌」のHBOによるドラマ化「ゲーム・オブ・スローンズ」。アメリカでは2013年3月にシーズン3が放送予定のこのドラマ。早速観てみた。
 
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■ゲーム・オブ・スローンズ - Game of Thrones -■
TVドラマ2011年-/アメリカ・イギリス
 
製作:デイヴィッド・ベニオフ、D.B.ワイス
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:
ショーン・ビーン(エダード・スターク)
ミシェル・フェアリー(キャトリン・タリー)
リチャード・マッデン(ロブ・スターク)
ソフィー・ターナー(サンサ・スターク)
メイジー・ウィリアムズ(アリア・スターク)
アイザック・ヘンプステッド=ライト(ブラン・スターク)
キット・ハリントン(ジョン・スノウ)
アルフィー・アレン(シオン・グレイジョイ)
 
マーク・アディ(ロバート・バラシオン)
レナ・ヘディ(サーセイ・ラニスター)
ジャック・グリーソン(ジョフリー・バラシオン)
ニコライ・コスター=ワルドー(ジェイミー・ラニスター)
ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター)
チャールズ・ダンス(タイウィン・ラニスター)
 
エミリア・クラーク(デナーリス・ターガリエン)
ハリー・ロイド(ヴィセーリス・ターガリエン)
ジェイソン・モモア(カール・ドロゴ)
 
ケイト・ディッキー(ライサ・アリン)
ナタリー・ドーマー(マージェリー・タイレル)
フィン・ジョーンズ(ロラス・タイレル)
ステファン・ディレイン(スタニス・バラシオン)
ゲシン・アンソニー(レンリー・バラシオン)
ジェイミーズ・コズモ(ジオー・モーモント)
イアン・グレン(ジョラー・モーモント)
エイダン・ギレン(ピーター・ベイリッシュ)

 
海外ドラマの常識を覆す大人向けダーク・ファンタジー・ドラマ

解説:
原作は、全世界で脅威の500万部突破

ファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティンの長編小説「氷と炎の歌」第1部「七王国の玉座」が原作となった海外ドラマ。現代最高のファンタジー小説と評され世界中で話題に。

数々の賞を手にした実力派ドラマ

2011年エミー賞2冠、2012年ゴールデン・グローブ賞受賞、2012年エミー賞最多6部門受賞と世界中で高評価を得、早くもシーズン3の放送が決定。

海外ドラマの域を超えた壮大なスケール

中世ヨーロッパを思わせる架空の王国(七王国)の覇権をめぐり、七つの王家が繰り広げる王位争奪戦を重厚なスケールで描くダーク・ファンタジー・ドラマ

過激な描写で海外ドラマファンを魅了

王の座をめぐり王家同士の確執や政治的陰謀とともに、背筋が凍るほどの残虐なシーンや禁断の恋愛を過激な性描写で描くなど、有料放送でしか見ることができない見どころも充実。

(スター・チャンネル公式「ゲーム・オブ・スローンズ」)

あらすじ:
中世のヨーロッパ。架空の大陸ウェスタロスと対岸のエッソスが舞台となり、地域を分け合う七つの王国の、これら地域を総合統治する王の中の王(King of Kings)=〈鉄の玉座〉を巡る覇権争いを描く。

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家紋

 左から
 ・アリン家
 ・バラシオン家
 ・グレイジョイ家
 ・ラニスター家
 ・スターク家
 ・ターガリエン家
 ・タリー家

ロード・オブ・ザ・リング』を初めて観た時にも、その広大な自然を背景にした壮大なファンタジーの世界に圧倒されたものだったが、この「ゲーム・オブ・スローンズ」(玉座取りゲーム)は、北アイルランド、マルタ、クロアチア、アイスランド、モロッコで撮影された自然を背景に、ファンタジードラマとはいえ中世イギリスや薔薇戦争をモチーフにしていることもあって、中世の歴史ドラマとしてもっと現実的に見ることが出来る。
とはいえ、シーズン1冒頭から「大狼(ダイアウルフ)」や「ドラゴン(の卵)」など実在しない生き物が登場し、きちんとファンタジー要素が盛り込まれたこのドラマに、小難しい歴史物に止まらないわくわく感で期待レベルが自ずと
 
Game of Thrones_005sしかし実はここだけの話、主役クラスの俳優がショーン・ビーンと知った時、「ん?あぁーー、どうやろ」と少しがっかりした事も事実。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』にも重要な役どころで出演していたが、どうも、その役どころがよくなかったのか、自分の中でイメージが悪い..。大好きなこれまたホラーファンタジー『サイレントヒル(2006)』にも父親役で出ていたが、ちょい役というか、、ようするに主役出来るんですか..?という疑問がもたげたわけです。
 
しかし、(無料放送の)第1・2話を観てその大きな存在感と貫禄に、彼を大きく誤解していた事に気付く自分..。そしてHBOはまたやってくれました。HBO製作のドラマは決して裏切らないことを今回も証明してくれたのだ!

HBO(Home Box Office)/アメリカ合衆国のケーブルテレビのネットワーク放送局
タイム・ワーナーの傘下で、ニューヨークに本部がある。HBOおよび映画専門チャンネル「Cinemax」を運営している。加入世帯は2006年末で約4000万世帯。 ケーブルテレビ局では基本セット料金とは別に料金がかかる(ペイテレビ)ことから、HBOは日本におけるWOWOW、Cinemaxはスター・チャンネルと同じような位置付けの局である。なお、視聴者からの視聴料を主要な財源としているため、放送中にコマーシャルが流れることはない。
■HBO製作の主なドラマ
Game of Thrones_200 ・OZ/オズ(1997-2003)
 ・セックス・アンド・ザ・シティ(1998-2004)
 ・ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア(1999-2007)
 ・ラリーのミッドライフ★クライシス(2000-)
 ・バンド・オブ・ブラザース(2001)
 ・シックス・フィート・アンダー(2001-2005)
 ・THE WIRE/ザ・ワイヤー(2002-2008)
 ・ROME[ローマ](BBCとの共同制作)(2005-2007)
 ・ザ・パシフィック(2010)
Wiki:HBO

↑は日本でも放送されたドラマだけど、どうです?結構お気に入りがありませんか?
総製作費200億円以上と言われる「ROME[ローマ]」や「バンド・オブ・ブラザース」にも見られるとおり、本作「ゲーム・オブ・スローンズ」もふんだんな製作費を使ったと思われる重厚なセットや衣装、俳優陣などで、(史実ではないが)中世の世界がそのまま目の前で繰り広げられる。
そして繰り広げられるのはその地域一帯の王の証である〈鉄の玉座〉を巡る七つの王国による争いだ。

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Game of Thrones_101原作はジョージ・R・R・マーティン著『氷と炎の歌』。
これはシリーズもので本作シーズン1は『氷と炎の歌』第1部「七王国の玉座(1996)」にあたる。『氷と炎の歌』は最終、長編7部作になる予定で現在も執筆中だ。
 
『氷と炎の歌』シリーズ
 1.A Game of Thrones 「七王国の玉座」→本作シーズン1
 2.A Clash of Kings 「王狼たちの戦旗」 →シーズン2
 3.A Storm of Swords 「剣嵐の大地」→前半がシーズン3
 4.A Feast for Crows 「乱鴉の饗宴」
 5.A Dance with Dragons (日本語未訳)
 6.The Winds of Winter (予定)
 7.A Dream of Spring (予定)

他にもこれら長編の一部を発展させたスピンオフともいうべき中編も発表されている。
詳しくはWiki『氷と炎の歌』
 

 
本作「ゲーム・オブ・スローンズ」の脚本に原作者ジョージ・R・R・マーティンも参加しているということで、本作の内容は小説のあらすじに非常に忠実に製作されているということだ。第1・2話を見る限り、一癖も二癖もあるたくさんの登場人物、剣、モザイクのかかった残虐シーン、えっ?あなたまでが?という性描写等々、スター・チャンネル触れ込みの通り「海外ドラマの常識を覆す大人向けダーク・ファンタジー・ドラマ」な内容であると言える。
1・2話では全てではないものの、主要な王国それぞれの登場人物達が画面狭しと次々登場。3話以降もまだまだ出てくるみたいなので、ここで一旦整理してみる(分かる限り)。
 

スターク家
ウェスタロスの〈最初の人々〉の血を引く。ウィンターフェル城を拠点に、七つの王国のうち最も領土が広い北部を支配している。当主のエダードは国王ロバートの信頼厚く、宰相職ともいうべき“王の手”に指名され、王都〈キングズ・ランディング〉への出発が決まった。
落とし子(愛人の子)ジョンはキャトリンからは疎まれてはいるものの、兄弟姉妹達とは仲がいい。しかし考えがあってスターク家が守る最北の〈壁〉の守護“冥夜の守人”(ナイツ・ウォッチ)に志願する。
長女サンサはロバート王の息子プリンス・ジョフリーとの結婚が決まる。次男ブランは高い塔に登って遊んでいる時に見てはいけないものを見てしまい、塔から突き落とされる。

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エダード・スターク キャトリン(妻) ロブ(長男)
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ジョン・スノウ
(落とし子)
サンサ(長女) アリア(次女) ブランドン
(次男)
リコン(三男)

 
他にもグレイジョイ家の末裔シオン・グレイジョイがエダードの被後見人(人質)として滞在している。

 

バラシオン家
七王国を治める王家。名家の中で最も新しく、ターガリエン家が七王国を統一した頃に創設された。七王国で最も裕福なラニスター家から財政援助を得るため、ロバートはサーセイと政略結婚。両家は緊密な関係を結ぶことが出来たが、二人の間に愛は無い。
サーセイは意地悪で腹黒く他の男と禁断の愛を育み、王子ジョフリーは絵に描いたようなわがままもの。

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ロバート・バラシオン サーセイ(王妃) ジョフリー(王子)

 
 
ラニスター家
領地で黄金が採れる裕福な家で、一族は金髪、背か高い美形揃い。バラシオン家と関係を深め、王国の単独支配も視野に入れている。
ジェイミーは王妃サーセイの双子の弟、ティリオンはその下の弟。ティリオンは“小鬼”などと呼ばれ酒と女に明け暮れているように見えるが、その実は知的で思慮深く情に厚い。

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ジェイミー ティリオン   

 
 
ターガリエン家
ドラゴンの血を引く由緒ある家柄で、人間離れした美しさが特徴。300年前にウェスタロスの七つの王国を統一するが、反乱でロバートに王位を奪われ、“狭い海”の対岸の島で復権を企てる。
兄ヴィセーリスは着々と復権計画を進めており、妹デナーリスをドスラク人の王ドロゴのもとに嫁がせ、彼らの武力を得ようとしている。

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ヴィセーリス デナーリス カール・ドロゴ

 
アリン家
難攻不落の鷹巣城を本拠とする“山と谷の王”の子孫。アンダル貴族の中で最古の純粋な家系。
“王の手”を勤めていたジョン・アリンが急死。妻でありキャトリンの妹でもあるライサ・アリンは息子とともに城に戻る。
 
タリー家
1000年間リヴァーランに豊かな土地と大きな城を所有していたが、王位とは無縁。キャトリンはタリー家出身。
 
グレイジョイ家
大陸の西に位置するパイク島の領主。かつて国に反乱を起こすがエダードに鎮圧された。その後、息子のシオン・グレイジョイはスターク家に被後見人として滞在。
 
以上、各王家の説明はスター・チャンネル公式より。

 
以上は七つの王家だが、他にも王の側近達や〈壁〉のナイツ・ウォッチ、そしてその北にいるとされる“ホワイト・ウォーカー”、それとファンタジーの素であるドラゴンなどが今後登場予定だ。特に忘れてはならないのは第1話冒頭にちらりと出てきた“ホワイト・ウォーカー”。今後始まる玉座争奪戦とどういう関わり方をしていくのか目が離せない。
 

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そして、玉座に座るこの人達が死人のように見えるのが、かなり気になる

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PCゲーム「エイジ・オブ・ミソロジー」を彷彿とさせるオープニングで始まる本作「ゲーム・オブ・スローンズ」。原作7部作を全てドラマ化するとなれば、かなり長い間楽しめる作品となりそうだ。どうかどうか途中で打ち切りとなりませんように
ではまた
 
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