ドラマ

『モンスター 変身する美女』(2014) - Spring

予告編に美女の正体がバッチリ映り済みなのは何故なのか?それはこの作品がただのモンスターホラーでは無いからで、衝撃的な実態などは取るに足らない問題としているから。『キャビン・イン・ザ・ウッズ』でもそうだったように、この監督達は清々しいほどに綺…

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014) - Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)

劇中劇に、一生懸命な役者役ナオミ・ワッツということで思わず『マルホランド・ドライブ』を思い出した。現実と妄想がない交ぜになって進んでいくお話も、そういった意味では同じかも知れない。が、、こちらの方が“真実”がどれなのか分かりにくいかなー(-…

『ディス/コネクト』(2012) - Disconnect

ネットに埋もれた“人間”不在の毎日を、あたかも当たり前で必要であるかのように過ごすいくつかの家族の物語。こういった群像劇は割と好きで、あの映画、ポール・ハギス監督『クラッシュ(2004)』を思い出した。感動しちゃったわ、『V/H/S』の後で…

『ホーリー・マウンテン』(1973) - The Holy Mountain

時代、国、大陸さえも瞬間移動するような世界観。それでもベースとしては西洋文明に侵略された過去の南米を描いており、現実を見ろ、早く前に進もう!と観る者に訴えかける。前半の超弩級カルトをくぐり抜けると、案外普通な後半が待っている。

『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013) – Dallas Buyers Club –

社会的ないくつもの問題をテキサス男ロンが命を張って経験していく。少しルールからは外れているかもしれないが、それは新しいルールが出来るまでの混乱期だからなのか、決められたルールは決めた人間が後から追っていくのが定めなのか…

『インターステラー』(2014) - Interstellar –

物理について全くの素人(私ですね(・∀・)でも何とかついていけるノーラン監督の壮大なSF・家族愛ドラマ。難しい方程式、状況はイメージしやすい言葉にも置き換えられ説明されているため、小学生高学年にも鑑賞可(好き好きはあるけど)で、長さも気にな…

『FRANK -フランク-』(2014) - Frank –

(ホラーの合間に挟まる)癒しのほのぼの系ドラマ。主な登場人物は6人だけど、彼らは1人では体を為していない。でも大丈夫。皆で一緒にいればいいんだから。そんな彼らの1人はお面で顔を隠している。けれど大丈夫!他の皆は見せているからね!

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013) - The Grand Budapest Hotel –

可愛い色使いで全てのシーンはばっちり構図が決められ、その中で大勢の登場人物達が人形のように芝居をする。まるで分厚目の絵本を見ているような話題のユーモラスな作品だが、その実、コメディをシリアスに置き換えると非常に怖いサスペンスドラマになる。オ…

『ラッシュ/プライドと友情』(2013) - Rush –

F1レースとレーサーを扱った話だというのに、黄色みがかった暖かい質感の画面から伝わるこの感じはなんだろう?ヘルメットと車体に自分の名前を刻みつけた男達がサーキットで見るものは、狭い視界一杯に広がる互いのマシンだけ。それは鏡に映る自身の姿でも…

『ミッシング・ポイント』(2012) - The Reluctant Fundamentalist –

アメリカ対テロリスト構図の作品では無いです。主人公はあくまで自国を愛するパキスタンの青年であり、テロリストとは関係無い。巨大な夢の国“アメリカ”とこれから成長していこうとしている自国パキスタン。彼の目線で見るこれら2つの国の現実と、未来への…

煩悩ファンタジー『マクナイーマ』(1969) - Macunaíma –

ふわー、、世の中には変わった映画があるものですねぇ。今まで観た中だったらカルト作品第一位にこれを選ぶ。突拍子も無いことが場所を変えて次々起きるけれど、作品全体としてはきちんと構成されているというか、それなりに話になっているところも面白い。一…

『灼熱の魂』(2010) - Incendies –

これは内戦に巻き込まれ、激動の時代を生きた母を探す旅物語であると同時に、未来を背負う“子供たち”の物語で、レバノンに暮らす、暮らしていた、又はレバノンルーツの何人もの子供たちが出てくる。そのほとんどは悲惨な末路を迎えるが、母親ナワルはそれで…

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