momorex– Author –
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『ダークナイト ライジング』(2012) - The Dark Knight Rises –
ブルースが奈落で見たもの、全てが終わりアルフレッドがヨーロッパの街で見たものとは、夢か希望か幻か、、それとも現実だったのか。 それらが何にせよ、人々が決して忘れないよう、ゴッサム・シティのために新たなる偶像となることを決意したバットマン。 彼はもう充分に使命を果たした。自らの道を進むことを自分に許す時はきたのだ。 -
『唇を閉ざせ』(2006) - Ne le dis à personne –
8年前に殺されたはずの妻から主人公の元に届いた謎のメール。はたして過去の事件の真実やいかに? 第32回セザール賞で監督賞ほか3部門に輝いたサスペンス・ドラマ... -
『私が、生きる肌』(2011) - La piel que habito –
科学者として研究する者として出来るかどうか‘やってみたかった’のが1800年代のフランケンシュタイン博士だとすれば、本作のロベル・レガル博士は成功する事を確信した上での行いということで、罪は深い。 タイトル『私が、生きる肌』から、ミステリーホラーなのかなーと思って観始めた。 -
『ゾンビ大陸 アフリカン』(2010) - The Dead –
砂埃舞う灼熱の大地アフリカ。慣れない者が生きていくだけでも大変そうなこの過酷な地に、ウィルスのようにゾンビがどんどん増殖していく。そんな中に一人放り込まれたマーフィー中尉が祖国アメリカを目指す物語。これが『ゾンビ大陸 アフリカン』だ。 -
『パラノイドパーク』(2007) - Paranoid Park –
見たいモノしか見ない、見えない――。 ■パラノイドパーク - Paranoid Park -■ 2007年/フランス・アメリカ/85分 監督:ガス・ヴァン・サント 脚本:ガス・ヴァン・サント... -
『裏切りのサーカス』(2011) - Tinker Tailor Soldier Spy –
スパイ映画といえば派手なものと思われがちだが、元来スパイというのは潜入して情報を得るのが仕事。その地域、その場所に自然に溶け込み、決して目立ってはいけないのだ- -
ホラー映画ベストテン
人を恐怖のどん底にたたき落とすことを主題とした映画作品ベスト10。ホラーには限らないよ~ -
『殺し屋たちの挽歌』(1984) - The Hit –
我が身を守るため仲間を裏切った男と殺し屋の話といえば、暗~いギャング映画を想像しがちだが、本作は違う。スペインの明るい太陽の下、生成のスーツを着たサングラスの殺し屋(ジョン・ハート)と、名作「傷だらけの天使(1974~75)」のアキラのような弟分(ティム・ロス)が、死を達観して悟りを開いた態度のでかい裏切り者(テレンス・スタンプ)を引っ立ててパリを目指すという、ある種のロード・ムービーだ。 -
『キル・ザ・ギャング』(2011) - Kill the Irishman –
仲間を重んじ、マフィアにも屈しない一人のアイルランド人。 ケルト民族の誇りを身にまとい、男は最後まで生きた。 ■キル・ザ・ギャング -Kill the Irishman-■ 2011年/... -
『ゴーストライター』(2010) - The Ghost Writer –
このブログでは『袋小路』に続き2作目のレビューとなるロマン・ポランスキー監督作。製作年が半世紀近く違うが、どちらも犯罪を絡めたサスペンスに満ちていて、一気に最後まで観てしまえる。 『袋小路』では、トラブルに巻きこまれる悲しい中年男が主人公だったが、本作では若くて未来のある新進気鋭の作家‘ゴースト’が主人公となる。 -
『ヘルレイザー4』(1996) - Hellraiser IV: Bloodline –
宇宙ステーションというSFの舞台にゴシックな魔道士達が登場し、なかなかシュールな『ヘルレイザー4』。だが、割と違和感は無い。 博士にとことん愚弄されたピンヘッドと、そのつぶやきのような台詞が一番の見所となっている。笑えます。 -
『ファイト・クラブ』(1999) - Fight Club –
痛みと共に今までに感じたことがない爽快さ、血にまみれることでの破壊感が‘僕’を襲った。-病みつきになった「ファイト・クラブ」で ■ファイト・クラブ - Fight Club ...
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Oats Studios volume1(2017) ~SF短編集
『第9地区』の監督ニール・ブロムカンプが所属するオーツスタジオ制作の10話からなる短編集シーズン1。世紀末のような世界で生きようともがき戦う者たち、物質社会の滑... -
『マーターズ』(2008)〜「8mm」を凌駕するラストが待っている
これでもかと言うほどのスプラッター描写と、ただのホラーに止まらないオチと後味の悪さが(一部の人に)オススメできる点である。かもしれない・・・ -
Netflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」1~4話 (TV/2022)
2022年の夏~秋は色々と楽しみな配信開始ドラマが数ある中、ホラー部門では一番のお待ちかねNetflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」 がとうとう10月25日開始!1日... -
『血の本』 (2020) - Books of Blood -
クライヴ・バーカーの「血の本」は2009年にも映画化されていて、今回の2020年版と内容がダブるところがあるものの、本作では3章仕立てになっており少し別の物語となって... -
幻のホラー映画『シェラ・デ・コブレの幽霊』(1964)を観た
きっと観れるはずがない、死ぬまで観られない…と思い込んでいたこの伝説のホラー映画が、なんと!amazon prime videoで配信が始まっていた(''ω'')。元祖(ではないかも... -
今年も観たよ~「アメリカン・ホラー・ストーリー:2つの物語」 (TV/2021)
本家「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン10が今年もいよいよ配信開始。ディズニープラスでは一足早く2022年7月6日から、FOXでは8月1日から。今回初の試みとして... -
Netflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」5~8話 (TV/2022)
Netflix「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」 前半に引き続き、後半第5話~8話のあらすじと感想を。後半はより有名な役者さんの登場で盛り上がったところにラストの第8... -
Netflix『家をめぐる3つの物語』(2022)
ある一軒の家に暮らす者を苦しめる、時代を超えた3つの物語。暖かみのある布で作られたストップモーション・アニメではあるんだけれど、おとぎ話にはならない物語たちの... -
「アメリカン・ホラー・ストーリーズ S1」 (TV/2021)
ディズニープラスでひっそり(?)と始まった「アメホラ」スピンオフドラマ、その名も「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」。タイトル最後に“ズ”が付いているのが違い... -
実話ミステリーNetflix「ザ・ウォッチャー」 (TV/2022)
「glee/グリー」以降、作品が途切れることがないライアン・マーフィー制作「ザ・ウォッチャー」。ここ数年はNetflixでの発表も続いていて最近も「ダーマー」の配信が始... -
本物のリブートを見た『ヘル・レイザー』(2022リブート版)
徹底的に究極の快楽を追い求めた1作目以降、数々のピンヘッド様物語が創られてきたものの、どれもいまいちな出来としか言いようがなかった「ヘルレイザー」界隈。だがこ... -
『エクソシスト3』 (1990) ~ほんとうの悪夢を見るがいい
『エクソシスト』 (1973)のラストを飾るキンダーマン警部とダイアー神父。この二人の何気ない会話が当時、悪魔祓いに疲れた者たちを癒したのだった。彼らはその後も親交...