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『ダーク・ブラッド』(2012) - Dark Blood
その砂漠は一人の青年の支配下にあった ― ネイティブの血を引く何も持たない青年と、週末旅行でこの砂漠に足止めをくらった落ち目のハリウッド俳優夫婦。この時点で支配... -
『ヴィジット』(2015) - The Visit
初めて会った祖父母に、いったいどんな秘密が!? 「シャラマンの帰還」みたいに言われていたからとっても楽しみにしていた本作。・・・ぅーーん・・・ ほんとに戻ってきたかは微妙。『サイン』も『ハプニング』も好きだけどこれは微妙... -
『グッドナイト・マミー』(2014) - Ich seh, ich seh
「未体験ゾーンの映画たち2016」第6弾。時間が合わなくて映画館で見損ねた作品。母親と双子の少年たちの静かでありながら鬼気迫る表情に釘付けになる、サイコスリラー作... -
リンチ × レフンな世界『ロスト・リバー』(2014) - Lost River
ライアン・ゴズリングがリンチ監督『マルホランド・ドライブ』のように撮ったという作品です。もうここで好き嫌いやアレルギーが出てくる方もおられるかと思いますが、... -
『テナント/恐怖を借りた男』(1976) - Le Locataire
古いアパートに越してきた男が突き落とされる孤独と狂気の世界。かなり怪しい他の住人たち(ほとんどが老人)の様子から『ローズマリーの赤ちゃん』を彷彿とさせるもの... -
『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2014) - Child 44
資本主義ではない国の、表に出ない事の恐ろしさに改めて恐怖する。それは50人以上の罪も無い人々を次々と殺したチカチーロという悪魔なのか、それとも、もっとずっと大... -
これでいいのか!?『パラドクス』(2014) - El Incidente
大阪ではまさしく今、上映している作品で観に行きたいなーって思ってた。結果、混乱しながらも自宅でゆっくり観てよかったと思う。じゃないと、足下をふらふらさせなが... -
『 ナイトクローラー』(2014) - Nightcrawler
この映画の怖いところは、ついこないだまでただのこそ泥だった男がパパラッチ業に目覚め、開眼し、業界で上り詰めていくところ。故にこれは誰でもこっそり持っている“週... -
『 ブルー・リベンジ』(2013) - Blue Ruin
もっと刹那的で衝動的な復讐かと思って観始めたけど、ちょっと違ってた。特に後半は、主人公の目的が達せられたにも関わらず、違う方向に進んでいってしまったように思... -
『クロコダイルの涙』(1998) - The Wisdom of Crocodiles
「血液の中の愛が僕を生かし、憎悪が僕を破壊する」― ただの生き血というだけではなくて、その成分(持ち主の感情)までもを選んで飲まなくちゃ生きられない美男子ジュ... -
『スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー』(2014/TVM) - Big Driver
あれ?キング原作?と少し戸惑う内容のあらすじ。でもまぁ、そこはキング原作。最近多いスプラッターまがいのレイプ・リベンジものとは違い、リアルに則っていながら、... -
『ニューローズホテル』(1998) - New Rose Hotel
クリストファー・ウォーケンにウィレム・デフォー!?これは面白いヘンなやつに違いない(・∀・)・・・と思ったのも束の間、あれ?あれ・・?今から?ここから?と観てい...