じっくり考える系作品
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『ホーリー・マウンテン』(1973) - The Holy Mountain
時代、国、大陸さえも瞬間移動するような世界観。それでもベースとしては西洋文明に侵略された過去の南米を描いており、現実を見ろ、早く前に進もう!と観る者に訴えか... -
『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013) – Dallas Buyers Club –
社会的ないくつもの問題をテキサス男ロンが命を張って経験していく。少しルールからは外れているかもしれないが、それは新しいルールが出来るまでの混乱期だからなのか... -
『インターステラー』(2014) - Interstellar –
物理について全くの素人(私ですね(・∀・)でも何とかついていけるノーラン監督の壮大なSF・家族愛ドラマ。難しい方程式、状況はイメージしやすい言葉にも置き換えられ説... -
『FRANK -フランク-』(2014) - Frank –
(ホラーの合間に挟まる)癒しのほのぼの系ドラマ。主な登場人物は6人だけど、彼らは1人では体を為していない。でも大丈夫。皆で一緒にいればいいんだから。そんな彼ら... -
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013) - The Grand Budapest Hotel –
可愛い色使いで全てのシーンはばっちり構図が決められ、その中で大勢の登場人物達が人形のように芝居をする。まるで分厚目の絵本を見ているような話題のユーモラスな作... -
『ラッシュ/プライドと友情』(2013) - Rush –
F1レースとレーサーを扱った話だというのに、黄色みがかった暖かい質感の画面から伝わるこの感じはなんだろう?ヘルメットと車体に自分の名前を刻みつけた男達がサーキ... -
『ミッシング・ポイント』(2012) - The Reluctant Fundamentalist –
アメリカ対テロリスト構図の作品では無いです。主人公はあくまで自国を愛するパキスタンの青年であり、テロリストとは関係無い。巨大な夢の国“アメリカ”とこれから成長... -
煩悩ファンタジー『マクナイーマ』(1969) - Macunaíma –
ふわー、、世の中には変わった映画があるものですねぇ。今まで観た中だったらカルト作品第一位にこれ『マクナイーマ』を選ぶ。突拍子も無いことが場所を変えて次々起き... -
『灼熱の魂』(2010) - Incendies –
ヴィルヌーヴ監督作『灼熱の魂』は内戦に巻き込まれ、激動の時代を生きた母を探す旅物語であると同時に、未来を背負う“子供たち”の物語で、レバノンに暮らす、暮らして... -
『スリー・モンキーズ/Three Monkeys ~愚かなる連鎖~』(2008) - Üç maymun –
慎ましくも勤勉であったはずのある一家が、少しずつ人の道から外れていく様子を描いた静かな作品。そこに横たわるものは金と快楽である点が人類普遍の問題であり、宿命... -
『八甲田山』(1977/映画)
明治35年に起きた「八甲田雪中行軍遭難事件」を元にした小説「八甲田山 死の彷徨」を映画化した作品。10代の頃から何度か観てきたが、その時々で少しずつ感想が変わるも... -
SF役者ファンタジー〜『ホーリー・モーターズ』(2012)
解説やあらすじを読んだとしても、さっぱり何の映画なのか分からない、想像も付かない『ホーリー・モーターズ』。で、観てみました。とても美しい映像、素敵な音楽、達...