1970年代作品
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『ピクニックatハンギング・ロック』の謎を解く!
昨日、ご紹介した『ピクニックatハンギング・ロック』。読み返してみるとあまりに記事の内容がとりとめなく、まとまりが悪い なので本日はレビュー記事で放りっぱなしの... -
『鮮血の美学』(1972) - The Last House on the Left –
目には目を、歯には歯を、不条理には不条理を。こんな世界をたっぷり91分に押し込めた本作『鮮血の美学』。その2/3は悪魔のような犯人が愛らしい17歳の少女2人を精神的... -
謎は解けるか?『イレイザーヘッド』(1977) - Eraserhead –
ヘンリーは青年の設定のようだが年齢不詳、着古した(おそらく1着しかない)スーツを着てとぼとぼ歩く。ぼさぼさの髪の毛が上に逆立ち、イレイザーヘッド(意味:消しゴム付鉛筆)のように見える、そんな男。 -
『小さな悪の華』(1970) - Mais ne nous délivrez pas du mal –
少し前に記事にした『乙女の祈り』と同じ素材で作られたと知って借りてみた本作『小さな悪の華』。少し幼くなってフランス製だからどんなのかなー、と楽しみにしていた... -
『オーメン』(1976) -The Omen- その前兆を見逃すな
『エクソシスト』『エイリアン』ときて決して外せないのが本作『オーメン』。1970年代を代表する正統派オカルトホラーであり、今なお色褪せない金字塔悪魔的ホラー映画... -
『ピクニックatハンギング・ロック』(1975) - Picnic at Hanging Rock –
ふわふわと美しい少女達をカメラは追い、前半は進んでいく。まるで絵画の中に迷い込んだようだ。 3人の少女が岩山の影へ消えて行くシーンでさえ美しい。 -
『アリス・スウィート・アリス』 (1976) - Alice Sweet Alice
「アリス」に惹かれてやってきました、、こうやってアリス系作品を何本観たことか…。本作に関していうと「アリス味(み)」は少なく、普通にヒッチコック風のサスペンス... -
『エクソシスト』 (1973) - The Exorcist
観たのは、伝説のスパイダーウォークや神父通しの会話、ラストの警部と神父の親交などが追加された「エクソシスト ディレクターズ・カット版」。逃げるように引っ越し... -
『ラビッド』(1977) - Rabid –
“人間と異物の合体”を題材にすることが多いデヴィッド・クローネンバーグ監督の初期作品。人工皮膚移植を受け、その副作用で腋に吸血器官が出来てしまった女性の悲しい... -
『エイリアン』(1979) - Alien
この映画からじゃないかなぁ、宇宙人を「エイリアン」って呼ぶようになったのは。それほどに強烈な怖い異星人を、それも人間はたった一人の異星人にさえかなわない、と... -
目撃せよ『マッドマックス』の生き様を -Mad Max(1979)
カラカラに乾いた荒野に、もっと乾いた男たちの生きざまを描いた1970年代の作品。誰が「正」で誰が「邪」なのかは時代によって扱いが変わる。後にたくさんの作品に多大... -
『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977) - Saturday Night Fever –
「フィーバー」という言葉を世界中に知らしめ、ディスコダンスのそのポーズを知らない人はいないだろう、というほど世界中をフィーバーさせたダンス映画『サタデー・ナ...