実際の社会問題、事件を下敷きにしたリアリティ重視作品
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『ザ・ベイ』(2012) - The Bay –
これはホラーというよりも、近い将来起きるかもしれない行き着く所まで行った環境問題悪化の縮図なのかも。でもアレなんですよ、POV。取材のカメラだったり、個人のホー... -
『プリズナーズ』(2013) - Prisoners –
久し振りに見応えを感じたクライム・サスペンス『プリズナーズ』。小さな娘達の誘拐事件を中心に、2組の家族、捜査担当の刑事、犯人と思われる人物達の、日常が失われて... -
ニコラス・ケイジ『8mm』(1999) - 8mm –
本作『8mm』は初めて観た時に衝撃を受けた作品で、「スナッフ・フィルム」なる物の存在を初めて知った作品でもある。公平で清く正しく生きてきた私立探偵ニコラス・ケイ... -
『パイオニア』(2013) - Pioneer –
何かと話題の深海でモンスターが出てくるとかのホラーかと思っていたら、バッリバリの社会派サスペンス映画。それも実話ベース。深海作業中の事故で兄を亡くした弟が、... -
『エンド・オブ・ウォッチ』(2012) - End of Watch –
FOXの「全米警察24時 コップス」みたいな、臨場感のあるドキュメンタリー風作品。アメリカで最も危険な街を巡回する1組の警官の毎日を追う。カメラは基本的にこの警官... -
『ダラスの熱い日』(1973) - Executive Action –
以前から一度観てみたいと思っていたら、時節柄なのかCSで放送していたので視聴。ケネディ大統領の一日を追った作品なのかなと観ていくと、ずばり暗殺犯側の一日、とい... -
『チャイルドコール 呼声』(2011) - Babycall –
この世の誰よりも何よりも愛する息子を守るため奔走する母親。そんな彼女に、他の人には見えない、聞こえない何かがひたひたと忍び寄る。お腹をざっくり切り開きホッチ... -
『アニマル・キングダム』(2010) - Animal Kingdom –
犯罪一家に放り込まれた17歳の少年が、生きるために順応していく様子がリアルに描かれる。しかしそれはオドオドと周りを下から見ているのではない。どうどうと顔を上げ... -
『ジャッキー・コーガン』(2012) - Killing Them Softly –
アメリカ大統領選をバックに、ある事件にまつわるマフィアの日常をバイオレンスかつクールに描く。顔を見せないマフィアの幹部、実際に動く中層部、連絡員、殺し屋、チ... -
『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977) - Saturday Night Fever –
「フィーバー」という言葉を世界中に知らしめ、ディスコダンスのそのポーズを知らない人はいないだろう、というほど世界中をフィーバーさせたダンス映画『サタデー・ナ... -
『レ・ミゼラブル』(2012) - Les Misérables –
「Who am I?」何度も自分に問いかける。「私は誰だ?何者だ?」素性を隠して生きる男が何度も自分に確認する。自分を一番知っている者は「自分」。その自分の行動を一... -
『ミヒャエル』(2011) – Michael –
最近もアメリカで10年以上にもわたり監禁されていた女性3人のニュースがあったばかり。欧米では子供の行方不明者数が年間数千人という国もある。本作はウィーンを舞台に...