2000年代作品
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『アサルト13 要塞警察』(2005) - Assault on Precinct 13 –
今度のイーサン・ホークはへこたれない!いつもの情けない役じゃありません。話は単純なんだけど、猛吹雪の中の銃撃戦が異様に寒く痛い。登場人物達も魅力的で、この映... -
『オールド・ボーイ』(2003) – Old Boy –
暴力満載のバイオレンス映画なのかと思っていたが、(また)全然違っていた。主人公の状況はバイオレンスそのものなんだけど、張り詰めた糸が何本か抜けているような独... -
『正体不明 THEM (ゼム)』(2006) - Ils –
森の中に建つ一軒の大きな古い屋敷。正体の分からない人影が家の外に、そして中へ。彼らは明確な殺意をもって夫婦にじわじわと襲いかかってくる。田舎の大きな家に住み... -
『屋敷女』(2007) - À l’intérieur –
さーて、フレンチホラー『屋敷女』。英題は『Inside』。“内部、内側”の意味の他にも人の心の内“本心”などを表す時に使われる言葉。臨月の女性サラを彼女の家の中でハサ... -
『ドミノ』(2005) - Domino –
「イカれてる」 こんな言葉がぴったりの本作『ドミノ』。どの登場人物も犯罪者、犯罪者すれすれのイカれた人間達だが、どこか憎めない魅力がたっぷり。監督トニー・ス... -
『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』(2009) - The Last House on the Left –
オリジナル『鮮血の美学(1972)』を丁寧にリメイクした本作。登場人物も丁寧に描き直され、とても分かりやすいサスペンスものとなったが、どちらが好きか?と聞かれたら... -
『デッドガール』(2008) - Deadgirl –
ふざけた高校生のゾンビものだと思っていたこの作品。いやいや、結構きっちりと作られたサスペンス・青春ホラーでした。そして主演の男の子が前回アップした『死霊のは... -
『その土曜日、7時58分』(2007) - Before the Devil Knows You’re Dead –
思いつきで起こした事件がある一家をバラバラにし破滅させていく。演技派フィリップ・シーモア・ホフマンが社会的に成功しているのに関わらず、父親や妻との関係で悩み... -
『オテサーネク 妄想の子供』(2000) - Otesánek –
チェコの民話「オテサーネク(食人木)」を下敷きに、とても子供向けの童話とは思えないようなどろどろ、ねっとりしたダーク・ファンタジー。登場する少女視点で描かれ... -
『メイド 冥土』(2005) - The Maid –
中国人の家にメイドとして雇われたフィリピンの少女が数々の恐ろしい目にあう、珍しいシンガポール産ホラー。舞台が多民族国家シンガポールの中国人街ということだけで... -
『マルホランド・ドライブ』(2001) - Mulholland Drive –
リンチ監督作6本目のレビューは『マルホランド・ドライブ』。謎解きはブログ界でもさんざんされているでしょうから、今回のレビューは【ネタバレ】ありきで進めます。よ... -
『フリークショウ』(2007) - Freakshow –
80年代のB級映画かと思うほど、作りは古く途中で退屈になる。それでも一度観始めたのなら必ず最後まで観て欲しい。ラストを観て初めてこの映画『フリークショウ』の価値...