問題作・衝撃作

『キョンシー/殭屍』(2013) - Rigor Mortis –

キョンシーが苦手で後回しにしていたんだけど、これは・・・面白い!中国の妖怪臭さは上手い具合にぼかされて話の運びはテンポよし。中国臭はぼかされていながらも漂う異国情緒。次々出てくる異形の者の造形に目を見張るし、その登場の仕方も楽しい。ラスト?…

『8mm』(1999) - 8mm –

これは初めて観た時に衝撃を受けた作品で、「スナッフ・フィルム」なる物の存在を初めて知った作品でもある。公平で清く正しく生きてきた私立探偵ニコラス・ケイジがどんどんアブノーマルな裏世界に足を踏み入れ変わっていく様子、一見ふざけた遊び人風のポル…

『ありふれた事件』(1992) - C’est arrivé près de chez vous –

ありふれた事件・・・コレのどこが“ありふれて”いるんだーっと叫びながら観ていたが、、、終わってみると、確かにその通りだった。こんな事件を起こす犯人の毎日や人となりを知らずにいただけなのだった。

『オールド・ボーイ』(2003) – Old Boy –

暴力満載のバイオレンス映画なのかと思っていたが、(また)全然違っていた。主人公の状況はバイオレンスそのものなんだけど、張り詰めた糸が何本か抜けているような独特の空気感。過去と現在が自然に交差する手法。行ってしまった人の残像が残るような感じが…

『クラッシュ』(1996) - Crash –

クローネンバーグにこんな作品があるんですねー。生々しい夫婦の話かと思っていたけど、やっぱり一筋縄ではいかない内容。今回、精神的に結合、融合するのは自動車で、それをそのまま「性的エネルギーの解放」に使用。『ザ・フライ』みたいに見た目は結合して…

『マーターズ』(2008) - Martyrs –

『ハイテンション(2003)』でフランス産ホラーにどぎもを抜かれ、『屋敷女(2007)』でそのえげつなさに魅了された管理人が次に観たのが本作『マーターズ』だった(今回は2回目)。3作品に共通するのは、これでもかと言うほどのスプラッター描写だ…

『悪の教典』(2012) - Lesson of the evil –

モンスターな生徒や親、同僚に我慢できなくなって、いきなり凶行にでる人の話かと、また勝手に思ってました… 違う!日本の、それも本場アメリカで修行を積んだサイコキラーの話ではないか! サイコキラーは白人男性が多いというが、さて和製サ…

『レッド・ステイト』(2011) - Red State –

ワクワク高校生の冒険物語と思いきや、あっという間にカルト集団に拉致されてエライ目に..。この男子達の行く末とカルト集団、それを攻撃する特殊部隊の1日を、リアルにリアルに描いている。大義をかかげて何の迷いも無くどんどん突き進む様は、男子のワク…

『マンク ~破戒僧~』(2011) - Le moine –

厳しい戒律の下、自己をこれでもかと抑え込み、神の僕として暮らす修道士。そんな中でも彼は生まれてすぐから修道院で育ち一般の世界を経験したことが無い清廉な神の僕。その彼が悪魔のような女に魅入られたことから、彼の世界のすべてが変わっていく。 本作…

『私が、生きる肌』(2011) - La piel que habito –

科学者として研究する者として出来るかどうか‘やってみたかった’のが1800年代のフランケンシュタイン博士だとすれば、本作のロベル・レガル博士は成功する事を確信した上での行いということで、罪は深い。 タイトル『私が、生きる肌』から、ミステリーホラーなのかなーと思って観始めた。

『CHLOE/クロエ』(2009) - Chloe –

夫の浮気を疑う妻が、その確証を得るため、若く美しい売春婦を雇って夫を誘惑するよう仕向けるのだが…。3人の男女の間で繰り広げられる愛憎劇をスリル満点に描く問題作。

『ランパート 汚れた刑事』(2011) - Rampart –

その孤独な表情は、汚職行為がうまくいっている時は涼しげでりりしささえ伺えるが、マスコミに取り上げられ警察内部での追求が激しくなるにつれ、汗をかき、酒、ドラッグと女に頼り、ぼやけて焦点が合わなくなってくる。家族からも見捨てられ、心のより所が崩壊したとき、かつては自分に対して全てを正当化していた自信がゆらぎ、自分自身からさえ逃げる事も出来なくなってしまった哀れなデイブ-。

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