不思議ちゃんの世界、又は訳の分からない、意味の分からない、もしくは意味の無い“なんだこれ”作品
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『シャッター アイランド』(2009) - Shutter Island
スコセッシ、ミステリー、ディカプリオ。どれか一つでも好きなら必ず食いつく作品。それも良質サスペンス。その上、ラストの解釈はいくつもあって、すっきりしない系で... -
内なる宇宙の謎『インランド・エンパイア』(2006) - Inland Empire
今までもリンチ作品は紹介してきたが、何故これがまだだったのか・・・ 久しぶりに観て分かった気がした(-.-) 過去のリンチ作品の集大成と言いましょうか、ローラ・ダ... -
複層構造の悪夢『ジェイコブス・ラダー』(1990) - Jacob’s Ladder
前にも一度観たはずなんだけど内容はすっかり忘れ、、 機会があればもう一度観たいぞーっと自分の中ではおもしろ作品に指定していた本作『ジェイコブス・ラダー』。30... -
『ミロクローゼ』(2011) - Milocrorze: A Love Story
全編、派手でどんちゃん騒ぎな歌舞伎ミュージカル・アニメ風純愛作品『ミロクローゼ』。山田孝之氏がいろんな男に扮して、これでもか!と大騒ぎしながら観る者に語りか... -
リンチ × レフンな世界『ロスト・リバー』(2014) - Lost River
ライアン・ゴズリングがリンチ監督『マルホランド・ドライブ』のように撮ったという作品です。もうここで好き嫌いやアレルギーが出てくる方もおられるかと思いますが、... -
これでいいのか!?『パラドクス』(2014) - El Incidente
大阪ではまさしく今、上映している作品で観に行きたいなーって思ってた。結果、混乱しながらも自宅でゆっくり観てよかったと思う。じゃないと、足下をふらふらさせなが... -
『闇のバイブル 聖少女の詩』(1969) - Valerie a tyden divu
自由と束縛、愛と裏切り、瞑想と妄想・・・ こういった表裏一体の出来事を感受性豊かな少女が頭の中で繰り広げる物語、、といった内容のお話『闇のバイブル 聖少女の... -
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014) - Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
劇中劇に、一生懸命な役者役ナオミ・ワッツということで思わず『マルホランド・ドライブ』を思い出した。現実と妄想がない交ぜになって進んでいくお話も、そういった意... -
『ホーリー・マウンテン』(1973) - The Holy Mountain
時代、国、大陸さえも瞬間移動するような世界観。それでもベースとしては西洋文明に侵略された過去の南米を描いており、現実を見ろ、早く前に進もう!と観る者に訴えか... -
『ボーグマン』(2013) - Borgman –
2014年度のシッチェスは厄介ものが多いですねぇ。でもこれは嫌いじゃない。雰囲気は知っている中で例えるならギリシャのヨルゴス・ランティモス監督作『籠の中の乙女』(... -
『フローズン・ライター』(2011) - Below Zero –
脚本家の妄想なのか現実なのか、それとも執筆中のお話なのか、、、 スランプに陥っているっていうけど、さすが脚本家。次々繰り出されるお話は普通に面白い!え?お話... -
『トランストリップ』(2013) - Magic Magic –
これは... え、これで終わり?っていうところでホントに終わってしまった。観ながら「こうなるんじゃない?この人がこうなんでしょ?」って考えてたでしょ。実は「登場...