ラブストーリー

『レ・ミゼラブル』(2012) - Les Misérables –

「Who am I?」何度も自分に問いかける。「私は誰だ?何者だ?」素性を隠して生きる男が何度も自分に確認する。自分を一番知っている者は「自分」。その自分の行動を一つ残らず見ている者も「自分」。逃げることが出来ない自分に、恥ずかしくない、誇…

『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008) – Låt den rätte komma in –

ドロリとした映画が観たいなーっとレコーダーの録画一覧で見つけた本作。レンタル開始早々に観て気に入り、原作も読んだことを思い出した。スウェーデンの寒々しい冬が舞台であるにも関わらず、どこか生々しい匂いが漂い、生と死が交錯する。純愛のようであり…

『ベルフラワー』(2011) - Bellflower –

何にも縛られない未来ある普通の若者たち。自由を手にしていながら、全てが破壊された未来を妄想し、火炎放射器でなおも全てを焼き尽くしたいと願う矛盾。「自由」であるということは「責任を持つ」ことと表裏一体だ。彼らの一人ウッドローは自由を捨て「恋=…

『ハンガー』(1983) - The Hunger –

「初夏のホラー祭り」大取作品にコレを。そもそもコレを観たくてどさりと借りたホラーDVDだったのだ。 キラリと光る犬歯がぐんぐん伸びて、ガバァーっと大口で噛み付くヴァンパイアものと違って、本作には血を吸う直接のシーンは無いものの、カトリーヌ・…

『ドライヴ』(2011) - Drive –

大都会で修理工として働く孤独な男。寡黙な彼は強盗の逃がし屋としての裏の顔を持っていた。卓越したドライビング・テクニックで警察の網をかいくぐり、確実に仕事をこなすプロのドライバーである彼が、都会の砂漠で見つけたオアシスのような女性。しかし関わ…

『地獄の逃避行』(1973) - Badlands –

全ての物事には終わりがある。あんなに長く感じた学生時代も、可愛がっていたペットの命も、死ぬまで続くと信じていた友情も、大事にしていたコップさえ割れた。そして砂漠に続くこの道も- 不毛の地を砂舞い上げ走るキャデラック。このアンバランスさは、そ…

『気狂いピエロの決闘』(2010) - Balada triste de trompeta –

『アルゴ』や『推理作家ポー 最期の5日間』を押しのけ、ある意味2013年3月レンタル開始作品で一番楽しみにしていた本作!ピエロによって、もうどんな狂気の世界が繰り広げられるのか、ホラーにいくのか?グロテスクにいくのか? ・・・いえ、どちらも…

『ロンリーハート』(2006) - Lonely Hearts –

1940年代、全米中を震撼させた実在の凶悪犯カップル、レイ&マーサ。 けちな泥棒であり、結婚詐欺師だったレイがマーサと出会うことで目覚めてしまった人の残忍性。自分たちの生活のために独り身の寂しい女性“ロンリー・ハート”をだまして殺しては金品…

『モンスター』(2003) - Monster –

暗い夜の公園。所々にぽつんぽつんと立つ外灯が浮かび上がらせる、その男のシルエット。横を向くその男の口元は心なしか笑っているように見える。私はその男から逃げている。もうかなり走って逃げているが、その男は宙を浮くような足取りでどんどん追いかけて…

『ブルーベルベット』(1986) - Blue Velvet –

デヴィッド・リンチ監督の作品の中では珍しく、その存在の意義を考え込んでしまうような奇妙な人は出てこない。リンチ作としてはちょっと寂しく感じてしまうこの映画は、分かりやすいミステリーサスペンスになっている。しかし油断は禁物だ。根っからのサイコ…

『パーフェクト・センス』(2011) - Perfect Sense –

人間の五感が次第に消えて、透明な世界になった時 二人に残されたものは、なんだったのだろう

『CHLOE/クロエ』(2009) - Chloe –

夫の浮気を疑う妻が、その確証を得るため、若く美しい売春婦を雇って夫を誘惑するよう仕向けるのだが…。3人の男女の間で繰り広げられる愛憎劇をスリル満点に描く問題作。

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